有酸素運動とは?
有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことをいいます。
主に有酸素運動の種類は
- ジョギング
- 水泳
- エアロビクス
- サイクリング
などといった、ある程度の時間をかけながら、少量から中程度の負荷をかけて行なう運動が代表的です。
一方、有酸素運動と対照的なのが「無酸素運動」です。
筋肉に貯めてある糖質をエネルギー源にする運動で、短距離走や筋トレなど、筋肉に対して高い負荷を短時間に集中的にかけて行います。
瞬発的にかける負荷が大きい分、消費エネルギーも多い無酸素運動のほうが、有酸素運動よりも息が上がりやすいという特徴があります。
有酸素運動の効果4つ
1.脂肪燃焼
糖質をメインのエネルギー源として消費する無酸素運動に対して、
有酸素運動は一定の時間を過ぎると脂肪をエネルギー源として消費します。
これが、ダイエット目的の方や、脂肪を減らしつつ筋肉をつけたい方に有酸素運動が推奨されている理由です。
ちなみに脂肪燃焼が目的なら筋トレ→有酸素運動の順で行うと効果的です。
何故かというと、筋トレを先に行うことで、基礎代謝をアップさせる働きや脂肪を分解する働きを
持つホルモンが分泌されるためです。
その状態で有酸素運動を取り組めば、より効率的に脂肪を燃焼させることができます。
2.心肺機能の向上
ウォーキングやランニング、水泳など、ある程度の時間をかけて行う有酸素運動を継続することで、
心肺機能の向上も期待できます。
スタミナがつき、疲れにくく、息が上がりにくい身体作りにも役立つでしょう。
3.基礎代謝を上げる
加齢とともに低下する基礎代謝の向上には、身体を動かすことが欠かせません。
軽い負荷をかけつつ、時間をかけて身体を動かす有酸素運動は、基礎代謝アップにも効果的です。
汗をかいたり、筋肉に刺激を与えたりすることで、新陳代謝もアップします。
4.血圧の安定にも良い
運動を行うことで全身の筋肉が酸素とエネルギーを必要とするため、血圧が上昇します。
そうすると、体内ではホルモンが血圧を下げるように働きかけます。
血圧が高めの方が有酸素運動を継続すれば、この血圧を下げる働きかけによって、
血圧の安定も期待できるでしょう。
有酸素運動に関する記事はこちらをご参照ください。