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BCAAというサプリメントは皆さんご存じでしょうか??
このBCAAを就寝前に摂ることにより筋肉の減少を防いでくれ、尚且つ基礎代謝の低下を防ぎます。
また、睡眠においても質のいい睡眠が取れるようになります。
今回は就寝時にBCAAを飲むメリットを詳しくご紹介していきたいと思います!!
BCAAとは
BCAAとは、筋肉の合成や修復、長時間のトレーニングにおいてはエネルギーとしても使われるアミノ酸のことです。
BCAAには、運動時の筋肉でエネルギー源となるバリン・ロイシン・イソロイシンの3つの必須アミノ酸が含まれています。
粉末タイプのものが多く、味も種類が豊富で安価で購入できます。
基本的に水に溶かすだけで摂取できるため、運動中の水分補給と兼ねて用いられることが多いです。
そのBCAAはカタボリックを防いでくれるので就寝前に効果的です!
カタボリックとは??
カラダの組織が分解され、壊されることを「異化(カタボリック)」と言います。
カタボリックが起きるメカニズムを簡単にご説明します。
- エネルギーの不足(糖質や脂質)
- 体内にあるアミノ酸を使う
- 体内のアミノ酸濃度が低下
- カタボリックの開始(筋肉を分解し体内のアミノ酸濃度を高めようとする)
このカタボリックが多発してしまうと、筋肉量が低下してしまうのがわかりましたね??
筋肉においてはカタボリックとは逆の『アナボリック』筋肉を合成する方を優位にしたいのです。
アナボリックが多発すると筋肉量が落ち、基礎代謝の低下に繋がります。
また、基礎代謝が落ちた状態で痩せないからといい、摂取カロリーを減らすと再びアナボリックになります。
結果的に筋肉量、基礎代謝が低下し食事量も減らしているのに痩せないという負の連鎖になります。
カタボリックに注意するタイミング
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空腹時
アミノ酸は臓器や血液、細胞などに存在しており、アミノ酸濃度が体内で低下すると濃度を維持しようと筋肉を分解してしまいます。
このアミノ酸濃度の低下は空腹時に起こり、運動後や食事を抜いてしまった時は体内の糖質が少なくなり空腹状態に陥りやすいので注意が必要です。
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就寝時
眠っている間は栄養摂取ができないため、栄養が不足して「異化>同化」になりやすくなります。
1時間に最大で8gもの筋タンパクが分解されるといいます。
例えば6時間睡眠しているとしたら、筋タンパク質だけで合計50g弱を失います。
これを筋肉全体の重量(水分含む)に換算すると、約250gにもなります。
つまり4日で1kgもの筋肉が失われてしまうのです。
カタボリックを防ぐにはBCAAを摂取
トレーニングをした日や運動をした日などは就寝時に筋肉の修復をします。
先述した通り、就寝時は血液中のアミノ酸濃度が低下しカタボリックの状態に陥りやすいのです。
それを防ぐ為には、食事でしっかりとタンパク質を摂るという事が一番です。
タンパク質というのは、体内に吸収された後にアミノ酸へ分解され、血中アミノ酸濃度を高めます。
アミノ酸は、摂取する際に必須アミノ酸が1種類でも欠けていると十分な効果を発揮することができません。
食事で十分にタンパク質を摂れなかった時に活躍するのが、就寝前に摂取するBCAA(必須アミノ酸)となります。
BCAAの特性は最初に説明したように、筋肉の合成や修復を担っています。
その特性を活かして、就寝の30分~1時間前に摂取しましょう!
就寝の直前に飲んでしまうと、休みモードに入っている胃や腸に負担を掛けるので注意してください。
まとめ
BCAAはボディメイクやダイエット、それ以外の方でもかなり効果的です!
基本的には食事からしっかりと栄養を摂ることをオススメしますが
- どうしても夜は食事が摂れない
- トレーニング後はお腹が空かなくて夜の食事が疎か
という方は、BCAAを使用してカタボリック(筋肉の分解)を防ぎましょう!!