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「ドローイン」というトレーニングをご存知ですか?
どなたでも行うことが出来るトレーニングでありながら、様々な効果を得られるトレーニングです。
今回は、
「ドローインとは何なにか」
「ドローインは本当に効果がるのか」
について解説していきます!
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ドローインとは?
「ドローイン」とはどのようなものなのでしょうか。
一言でいうと、「お腹をへこませたまま呼吸をする」という呼吸法です。
ドローインを行うだけでも、お腹のインナーマッスルを鍛える事ができます。
やり方さえ覚えてしまえば、運動が苦手な人でも出来るようになりますよ。
ドローインのやり方
まずは床に仰向けで寝ます。
そして腰を床に押し付けるようにしながら、お腹の空気をすべて吐き切ります。
その後はお腹をへこませたままで、お腹には空気を入れないように、肺で呼吸を行います。
これがドローインの手順になります。
ドローインを行うタイミング&回数
ドローインを行う目的、姿勢維持のためや、腰痛予防のためなど様々です。
また、腹筋のトレーニングの際に行うことにより、より高い効果を得ることができます。
慣れなていない方は、隙間時間などで一日に3回ほど行うのが良いでしょう。
激しい運動の前後に行うのもオススメですよ。
1日中この呼吸法を維持しなければいけない、というわけではありませんので、安心してください。
ドローインは毎日行うのが難しいのであれば、意識したときに行っても良いでしょう。
ドローインの効果とは?
ドローインには様々な効果があります。
主に大事な5つの効果を紹介していきます。
①姿勢改善
ドローインを行うと、姿勢が良くなるのはなぜでしょう。
それは体幹が安定するためです。
正しい姿勢を、長時間持続させることが出来るようになるのです。
また、姿勢が良くなれば、スタイルもよく見えます。
長い間同じ姿勢をキープするためには筋肉が必要です。
ドローインを行うことにより、体の中心軸がぶれない強い体幹を得ることができます。
これにより、姿勢の改善に繋がります。
②腰痛の予防
ドローインを行うことにより、おなか周りの筋肉を鍛えることができるので、腰回りが安定します。
前述しましたが、お腹周りの体幹が安定することで、姿勢が良くなります。
姿勢が悪いことから腰痛につながります。
ドローインによって姿勢が矯正され、結果的に腰痛を予防することが出来るのです。
③ポッコリお腹の改善
下腹はなぜポッコリするのでしょうか。
それは、筋肉が衰え内臓が正しい位置からずれてしまっているからです。
ドローインによって体幹回りを鍛えてあげれば、ポッコリお腹を改善することが出来ます。
それにより、下がっていた内臓たちが元の位置に戻り正しく機能してくれます。
④便秘の改善
ドローインを行うことにより、便秘を改善することもできます。
腹横筋を鍛えることで、内臓の働きを活発化させることが出来ます。
ですので、胃腸などの消化器系の働きが活発になるので、便秘が解消されるのです。
長い間便秘に悩まされている方には、ドローインの動作は大変役に立ちます。
さらに、ドローインの動作によりおなか周りの筋肉に刺激を与えることが出来ます。
体幹に圧がかかり、腸にも圧力がかり、中にあるものを押し出そうとする働きが強まります。
そうすることで、不要な老廃物をスムーズに外へ排出できるようになります。
⑤脂肪燃焼効果UP↑
ドローインをすることにより、インナーマッスルが鍛えられ、代謝があがります。
結果的に、普通に生活していても多くのエネルギーを消費することにつながります。
ドローインを頻繁に行うことにより、エネルギーの消費量や基礎代謝量の増加を期待することが期待できます。
それに加えて運動を行えば、より一層カロリーを消費し、スピーディーに目標を達成することができます。
ドローインを行うポイント
①できるだけ長く行う
最初のころは、きつくてお腹が痛くなるかもしれません。
慣れてくれば、楽に感じると思います。
できるだけ長い時間行うことで、インナーマッスルを緊張をさせ続けてより強く安定させることが出来るようになります。
動作を丁寧にゆっくりと行うことを心がけましょう。
②脚の間に何かを置いて力強く挟む
ドローインは、お尻に力を入れると効果的です。
つまり肛門を締めるわけですが、イメージできない方がほとんどです。
そこで、太ももの間にタオルやボールなど、何かを挟んでドローインを行うと、肛門を締めたときと同じような状態になり、効果的です。
力強く挟んで内転筋に力を入れると、肛門を閉める感覚が分かるようになると思います。
その状態でドローインを行うと、より効果が高まります。
③下腹部を意識する
ドローインと言うと「お腹をへこます」という事がまず頭に浮かびますが、ここでのお腹は下腹部のことを指します。
おへその下あたりを意識してへこましましょう。
下腹部をへこますことができて、初めて正しいドローインを行えてると言うことになります。
実際するときは、手を置いてどの部分がへこんでいるのか確認しながら行うと良いでしょう。
下腹部両サイドの筋肉が盛り上がって来るまで息を吐き続けましょう。
ドローインを行う際の注意点
満腹時や食後すぐには行うのはNGです。
なぜかと言うと、お腹に食べ物がある状態でやってもお腹はへこみません。
それだけではなく、無理にへこまそうとすると気持ち悪くなったり、体調を崩したりする恐れもあります。
ですので、なるべく空腹時に行うことがオススメです。
まとめ
ドローインを行うことは、体に様々なメリットがあります。
だからと言って、常に意識し続ける必要はありません。
普段から隙間時間を利用して、空いた時間に意識的に行ってあげることが、無理なく続けられる秘訣だと思います。
ポイントと注意点をしっかりおさえ、安全に無理なく、ドローインを行ってみてください。
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