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生理ってとにかく憂鬱ですよね。
お腹が痛くなったり、人によっては気分が乗らなかったり。
1週間乗り切るのに労力を使う人もいるのではないでしょうか。
そんな生理中のダイエットってどうしたらいいのかってわからないもの。
生理の時は痩せにくいなんて噂を聞いたことある人も多いはず。
無理しないで、ダイエットを成功させる方法をご紹介します。
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生理中は痩せない?
生理中は痩せない、太りやすいと言われています。
これは、ある意味事実である意味間違いです。
生理前は「プロゲステロン」と呼ばれる女性ホルモンが活発になります。
すると肌荒れしやすい、眠くなるなどの症状が出やすくなります。
プロゲステロンは、体内に栄養を蓄えようとする作用があります。
そのため食欲が増進したり体内に水分を蓄えようとするため、痩せにくくなってしまうのです。
生理前にピークを迎えるプロゲステロンは生理が始まると徐々に減っていきます。
しかし生理中は、まだ精神的に不安定な状態なのでダイエットには適しているとは言えません。
だからといってダイエットができない訳ではありません。
生理中の過ごし方やホルモンの状態を知ることによって、ダイエットを成功に導くことが大切です。
生理中のダイエットを成功させるコツ
生理中は、体調の変化が多く無理なダイエットは禁物です。
体調とよく相談して何事も行うようにしましょう。
①ヨガや軽いストレッチがおすすめ
生理中は、ヨガやストレッチなど軽めの運動がおすすめ。
もちろん無理は禁物です。
そのため体調に応じて、運動の強度を調整するようにしましょう。
徐々に運動の強度を上げていき、身体に負担がかからないようにしましょう。
②水分をとる
生理中はむくみやすい状態です。
むくみがあると、水分を制限する人がいますが、これは間違いです。
水分をとることによって、老廃物を排出する効果が期待できます。
そのためむくみの症状を改善することができます。
つまり生理中は積極的に水分をとることが大切です。
消化・吸収にほとんど負担のかからないお水を積極的に飲みましょう。
③ストレスを溜めない
ストレスは暴飲暴食の原因になります。
生理中は体が重かったり、頭痛など何かと体調不良が続いてストレスも溜まりやすいですよね。
さらに、体重が減らない、増えてしまうなど、ダイエットの停滞期で焦りが増してしまいます。
そんなときは、ストレスをためないようにゆったりと生活をすることが大切です。
生理中のダイエットを成功させる食事法
生理中は激しい運動ができない分、食事がすごく重要な要素になってきます。
栄養バランスを意識して食事を選ぶようにしましょう。
①こまめに食べる
ダイエットしたいからという目的での無理な食事制限は危険です。
リバウンドや暴飲暴食の原因になります。
生理中はホルモンバランスの変化により、いつもよりお腹が空いて食べ過ぎてしまいやすい期間です。
少量で満腹感を得るために、食事の回数を増やし、小分けにして食べるようにしましょう。
②むくみ予防にカリウムを摂る
むくみは、カリウムを適度に摂取すると解消しやすくなります。
カリウムは、昆布、わかめなどの海藻類や、手軽なものでは、バナナにも含まれています。
生理中にはワカメとバナナを食べていればいいのかといえばそうではありません。
摂取のしすぎはいけません。
1日に1本ほどバナナを食べるか、お味噌汁やスープの具にワカメを入れる程度で十分です。
③鉄分を意識して摂る
普段貧血気味の女性が生理になると、めまいなどの不調以外に、痩せにくくなるというデメリットもあります。
貧血になると代謝が落ちてしまいます。
生理中は特に鉄分を意識して摂るようにしましょう。
鉄分が多い食べ物は、納豆、煮干し、干しエビ、青のり、レバー、あさり、小松菜などです。
生理後がダイエットのチャンス!
生理後の1週間は、女性のホルモン周期の中でも最も痩せやすい時期です。
この痩せやすい時期というのは、運動に適した時期ということ。
このときの運動とは、ストレッチ、筋トレ、そして軽い運動のことを指します。
決して、筋肉の限界まで鍛え上げるような激しい運動が必要になるわけではありません。
筋肉を伸ばすこと、そして腹筋やスクワットといった筋トレを行いましょう。
生理後の1週間で1日15分行うだけでも、ダイエット効果があります。
まとめ
生理中は、だるかったり気分も落ち込みがちです。
体重が増えたり、むくんでしまうのは自然な現象なので、気にしすぎることはありません。
女性ホルモンのバランスでうまくいかないことも多いと思います。
無理をせずに、ダイエットにチャレンジしてみてください。