ボディメイクやトレーニング情報サイト「フィットネスカルチャー」です。
世の中には、実にさまざまなダイエット方法が存在しています。
もっともシンプルかつ効果的なのが、運動です。
有酸素運動や筋トレ(無酸素運動)は体脂肪を減少させ見た目を細くするには必要不可欠です。
しかし、痩せたいけれど運動はしたくない。
運動したいけど時間がないという人も多い世の中ですね。
楽に痩せる方法はありませんが、実は短期間で脂肪燃焼が期待できる運動は存在します。
その一つである「SIT(シット)トレーニング」をご紹介致します。
クリックできる目次
「SIT(シット)トレーニング」ってどんなトレーニング?

SITとは、『スプリント・インターバル・トレーニング』(Sprint interval training)の略です。
簡単にいうと、全力の運動と長めの休憩を繰り返すトレーニングです。
たった4分SITをするだけで、45分の有酸素運動と同じ効果があると言われています。
気軽にできるところが魅力です。
心肺機能や骨格筋の機能もアップし、脂肪燃焼効果が期待できます。
SITトレーニングのやり方

①自分の限界まで追い込む運動する
- 全力疾走
- 全力エアロバイク
- 全力バーピージャンプ
などの全力運動を20~30秒行います。
②インターバルは休憩
- 20秒のスプリントなら休憩2分
- 30秒のスプリントなら休憩3分
③時間配分
【20秒全力運動を行う場合】
20秒全力運動→2分間休憩→20秒全力運動・・・これを2〜3セット繰り返す。
【30秒全力運動を行う場合】
30秒全力運動→3分間休憩→30秒全力運動・・・これを2〜3セット繰り返す。
SITトレーニングの効果を高めるポイント

①限界まで追い込む!
運動する20〜30秒間は自分を限界まで追い込むことが重要です。
運動直後に足がフラフラになるくらいまで追い込みましょう。
これぐらい負荷をかけないと効果が下がってしまいます。
②タイマーでしっかりカウントする!
時間をカウントする際は、しっかりと測るようにしましょう。
自分でやると、時間を数えるのが適当になってしまいます。
運動に集中する為にも、時間をカウントする際はタイマーで計りましょう。
タイマーは、スマホアプリや腕時計にもタイマー機能がついているので、簡単に準備できます。
③やりすぎには注意!
多くても週に3回は超えないようにしましょう。
SITトレーニングは短時間に大きな負荷がかかります。
やりすぎると逆効果になり、疲れが溜まってしまいます。
自分の体力と相談し、週2を目指して行うと良いです。
SITトレーニングを行う際の注意点

SITトレーニングは20〜30秒間全力運動を行うことがポイントです。
しかし、以下のような注意点もあります。
- SITトレーニングをいきなり行わずストレッチなどでほぐしてから始めるようにしましょう。
- バーピージャンプや全力ダッシュなどは階下に響くため時間帯を考えて行うようにしましょう。
- 階段を使って行う全力ダッシュは、つまずいて転倒するなどケガのリスクがあるので注意が必要です。
- 足や体に痛みや違和感があるときには行わないようにしましょう。
階段の上り下りを全力で行うのは、運動に慣れた方にしかおすすめできません。
運動に慣れていない方が行うとケガのリスクが大きいからです。
SITトレーニングメニューは障害物のない安全な場所で行うと良いです。
まとめ
時間がない人も簡単に取り組む事のできるSITトレーニング。
たった4分でできる脂肪燃焼に効果的な運動です。
SITは心肺機能に強力な負荷がかかります。
全力で行うことが大前提ですが無理は禁物です。
自分の体調と相談しながら行うようにしましょう。
週3回程度に抑え、ほどほどに取り組むようにしましょう。
