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一般的に、筋トレをすると免疫力が上がると言われておりますが
実は、免疫が下がることもあると言われています。
はたして嘘か真か…。
今回は、筋トレと免疫力について解説していきます!
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筋トレで免疫力は上がるのか?

結論から申しますと、筋トレにより免疫力は向上します。
「血液中の白血球が増えて免疫力が高まる」ことにより免疫力高まると確認されております。
しかし、過度な運動では免疫力が低下すると言われており、適度な運動が免疫力向上に良いとされています。
筋トレで免疫力が下がるタイミング

筋トレ後は、一時的に免疫力が低下します。
これは、免疫機能の主役ともいえる血液中の白血球が「ダメージを受けた各組織に集まるため」です。
免疫機能の回復に要する時間
低下した免疫力が元の戻るまでには、時間が必要です。
激しい運動によって低下した免疫機能は、運動後約2時間で最低値まで低下し、約24時間後に元のレベルに戻るというデータがあります。
運動直後は、著しく免疫機能が低下しています。
免疫力が低下しているということは「細菌やウイルスに対して無防備な状態」にあるということですので、(極力)人混みを避けるなどの対処が必要です。
筋トレ後の体温上昇
驚くほどに体温が上昇する(熱が出る)ことがあるため、「風邪を引いてしまった・・・」と勘違いすることもあります。
しかし、これは代謝が活発化していることによるものです。
体温が上がり体がだるくなりますので、風邪との見極めは難しいのです。
しかしトレーニングをした日の夜に起こる発熱や体のだるさに関しては、風邪(ウイルスの感染)とは全くの別物です。
過度な心配はいりません。
翌朝には普段の体調に戻っていると思います。
適度な運動量とは?

アメリカ国立がん研究所とハーバード大学の研究者が、66万1,000人の中年成人の運動時間について調査分析しました。
その結果、週平均で150分(1日当たり20分程度)の運動が、病気などによる死亡リスクを下げることがわかったのです。
全く運動をしていない人は死亡リスクが高かったのですが、ちょっとした運動でも、健康増進につながるものと考えていいようですね。
筋トレの負荷の目安として、20回できる重さで×セット行っていきましょう。
適度な運動の6つの効果
骨が丈夫になる
運動をすると骨に力が加る為、骨粗鬆症の予防効果、介護予防効果があります。
関節や筋肉が柔らかくなる
運動をすると関節や筋肉が柔らかくなります。
これは体を動かすことで、 骨をつなげているものや筋肉を包んでいるものが引き延ばされて固くなるのを防ぐからです。
筋肉がつよくなり、疲れにくくなる
強い運動をすると普段より強い力を発揮するので、その刺激によって筋肉が太くなり強くなっていきます。
体の筋肉は大きく2種類に分けることができますが、特に、強い力を発揮できる筋肉が発達します。
また、怠けていた 筋肉も働き出し、結果として力が強くなるのです。
疲れにくくなるので、日頃の活動量も増えてきます。
心肺が強くなり、疲れにくくなる
運動をすると肺で酸素を取り入れる効率が高くなります。
また、心臓も筋 肉ですから大きく、強くなります。
さらに血管が太くなり、毛細血管も増え て血行がよくなり、酸素や栄養、老廃物等を大量に運べるようになります。
これにより疲れが軽減され、強い作業や運動を長くできるようになります。
気持ちが元気になる、若返る
適度な運動をすると
- 気分を明るくなる
- ストレスが発散
- リラックス
- 不安感や疲労感の減少
- 意欲や自信がでる
- 対人関係がよくなる
生活が充実したりさまざまな心への効果があります。
つまり、気持ちを若返らせてくれます。
脳を活性化する
筋肉を動かす信号を送るのは脳です。
ですから、体を動かすと脳に刺激を与えることができ、認知症を予防・改善する効果が期待されます。
特に、体を複雑に動かす運動はもちろん、ウォーキングのように移動して風景が変わる運動もよい刺激になります。
日常生活中で運動量を上げる方法
なかなか運動が出来ない場合は、日常生活の中で運動量を上げていきましょう。
以下のようなことを意識してみてください。
- なるべく階段を利用する通勤、
- 買い物は早歩きで
- テレビをみながら軽い運動
- こまめに家事をする
- 料理をしながら片足立ち
簡単なことでも運動量を上げることが可能です。
無理なく身体を動かしてみましょう。
まとめ
筋トレは、免疫力をあげたり、ストレスを軽減させたり、骨を強くしたりとメリットばかりです。
この記事でご説明した、適度な運動を意識しながら、まずはできることから行っていきましょう。
またあわせて食事もバランスよく摂ることで効果が上がりますよ。