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皆さんは「背骨ストレッチ」という言葉を聞いたことがありますか?
その名の通り、背骨周りをストレッチをするだけです。
背骨周りをストレッチすることで、肩こり・腰痛の改善だけでなく、ダイエット効果も期待できます!
今回は、そんな背骨のストレッチのやり方と効果をご紹介します!
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背骨ストレッチとは?

背骨ストレッチとは、その名の通り、背骨周りをストレッチさせるストレッチ方法です。
背骨は、細かく分けると、「頸椎」、「胸椎」、「腰椎」の3つに分かれます。
これらの動きが悪くなり、固まることにより、肩こり・腰痛、代謝が落ちるなどの不調が生じます。
ですので、背骨とその周りの筋肉をストレッチすることにより、肩こり・腰痛などの改善が期待できます。
また、背骨周りが硬くなってしまう原因としては、以下のような原因が考えられます。
- 長時間のデスクワーク
- 長時間のスマホ
などが普段から多いと、背骨周りが硬くなり、猫背などの姿勢不良になってしまいます。
体の疲れが取れない、肩が凝ってしょうがない、と思っている方は、是非実施してみましょう。
背骨ストレッチの効果

それでは、背骨ストレッチの効果について解説していきます。
肩こり・腰痛などの不定愁訴の改善
まずは、肩こり・腰痛などの不定愁訴の改善が期待できます。
これらの原因は、普段の生活での姿勢不良が原因で起こります。
デスクワークで猫背になっていたり、スマホを見る際に顔が下にして見ていたりしませんか?
これにより、背骨周りにズレが生じ、筋肉が硬くなることで、肩こり・腰痛に繋がります。
背骨周りをストレッチすることで、姿勢がよくなり、不定愁訴の改善が期待できます。
基礎代謝の上昇
実は、背骨ストレッチで、基礎代謝の上昇も期待できます。
先ほど、背骨ストレッチにより、姿勢が良くなるという説明をしました。
姿勢が良くなることで、血流が良くなり、筋肉も正常に負荷がかかります。
これにより、基礎代謝が上がり、痩せやすく、太りにくい身体になることができます。
背骨ストレッチのやり方

それでは背骨ストレッチのやり方をご紹介していきます!
ご自身の身体1つで出来るものから、道具を使うものもご紹介していきますので、ぜひ試してみてください!
キャット&ドック

キャット&ドックは、胸椎のストレッチになります。
- 肩の真下に手首、股関節の真下に膝がくるように、四つん這いになる
- 息を吐きながら、背中を丸める
- 息を吸いながら、胸を張る
- 10回程度繰り返し行う
ポイントは、腰周りでなく、肩甲骨の下あたりを動かすイメージで行いましょう。
チェストオープナー

チェストオープナーも胸椎周りのストレッチになります。
- 膝を90度に曲げ、両手を前に伸ばし、横向きに寝転がる
- 下の手は地面につけたまま、上の手を外にひらく
- 目線は上の手を見ながら、胸をひらく
- ゆっくり戻ってくる
- 10回程度繰り返し行う
キャット&ドックとは違い、胸椎を回旋させる種目になります。
ポイントは、上半身だけを動かすイメージで行いましょう。
また、骨盤も一緒に開かないように、膝は地面につけたまま行うようにしましょう。
プルオーバー

プルオーバーは筋トレの種目でよく聞くと思います。
しかし、今回はストレッチのやり方をご紹介します。
- 膝を軽く曲げ、仰向けに寝転がる
- タオル、もしくはストレッチポールを胸椎の下に置く
- 両手を組んで、バンザイをする
- 戻ってくる
- 10回程度繰り返す
キャット&ドックと同じような感じで、胸をはるイメージを持ちながら行うようにしましょう。
ポイントもほとんど同じで、腰ではなく、肩甲骨の少し下を動かすようにしましょう。
背中ストレッチ(ストレッチポール)

ストレッチポールが脊椎、脊柱起立筋、肋骨などを押し上げることによって胸周辺に効果をもたらします。
- 基本姿勢から体を左右に移動させストレッチポールを背中の下で転がしましょう。
- 背中全体をほぐし、胸がしっかり伸びることを感じましょう。
ポイントは、姿勢をしっかりまっすぐにすることです。
上半身全体の姿勢を整える効果がありますので、デスクワークや、長時間スマホを見る方におすすめです。
背骨ストレッチにはダイエット効果もある

背骨ストレッチにはダイエット効果もあります。
理由としては、姿勢が良くなることによる基礎代謝の上昇です。
上記でも説明しましたが、基礎代謝が上昇することにより、1日の消費カロリーの量が増えます。
これにより、痩せやすく太りにくい身体になります。
しかし、これだけでは痩せやすい身体になれるわけではありません。
筋トレなどもすることにより、より効率的にダイエットをすることができます。
また背骨ストレッチはこの筋トレにも大きな効果をもたらします。
ストレッチをすることにより、身体全体の可動域が広がります。
可動域が広がるということは、筋肉もそれだけ動く範囲が大きくなります。
動く範囲が大きくなるので、筋肉もそれだけ効きますし、筋肉も成長しやすくなります。
まとめ

ダイエットにおいて、食事制限、筋トレはもちろん大事ですが、ストレッチも同様に大切です。
特に背骨部分は、上半身の姿勢を維持するうえで、とても大切な場所になりますので、普段からストレッチをしてあげましょう。
ストレッチをすることにより、筋トレの効率も上がり、姿勢も良くなるので、一石二鳥です!
簡単に始められるので、是非試してみてください!
