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ダイエットを行う時に、「ストレッチはダイエットに効果的」ということを聞いたことはありませんか?
ストレッチは筋肉を伸ばすためのものじゃないの?とお思いですよね。
今回はストレッチのダイエットに対する効果の解説と、タオル一枚でできる効果抜群のストレッチ方法をご紹介します。
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ストレッチのダイエット効果とは
ストレッチは筋肉の緊張を無くし、血行を良くしてくれます。
人は一定の体温を維持する仕組みを持恒温動物ですので、これを利用します。
血行を良くすることで、体の隅々まで血がいきわたり体の表面まで温まります。
以下にカロリー消費のサイクルを示します。
- ストレッチをする
- 血行が良くなる
- 体の表面まで温まる
- 熱を放出
- 放出された熱を補うために熱を発する
- 熱を発するためにカロリーを消費
上記のように体の柔軟性を保ち血行の良い状態を維持しておくことで、何もしなくてもいつもよりカロリーを消費する体になるわけです。
さらに細胞が活性化するので、アンチエイジングにも期待できます。
よくカロリーコントロールしても全く痩せないという人は、体が硬くて代謝が落ちていることが原因かもしれません。
ストレッチの効果がアップする方法
- リラックスした状態で行う
- 正しい姿勢で行い、イタ気持ちいい範囲で行う
- 息を止めず、ゆっくり呼吸をしながら行う
- 反動を使わない
- 伸ばしたい筋肉に意識して集中をする
ストレッチの前に、しっかりと息を吸いましょう。
鼻で吸うと更に良く、2秒~4秒程で息を吸い、8秒~10秒でじっくりと息を一定に吐きながら体を伸ばします。
息を吐いている時は体が一番リラックスするようになっているので、ストレッチで力が入りづらくなります。
またストレッチでものすごく大切なのは、伸ばしたい筋肉を意識する事です。
筋肉トレーニングでも、鍛えたい筋肉に手を当て動くのを意識しながら鍛えると効果が上がります。
ストレッチも全く同じで、伸ばしたい箇所を意識するのとしないのでは、ストレッチの効果は雲泥の差です。
漠然としたストレッチでは、伸ばしたい筋肉以外にも周辺の筋肉を伸ばすので、伸ばしたい筋肉が伸びる割合が低くなるか、全く伸びない事があります。
伸ばしたい筋肉を意識すると、しっかり伸びているのがわかります。
タオルで出来るダイエットに効果的なストレッチ部位4選
(1)ふくらはぎ
- 仰向けになります。
- 片脚を浮かせ、足にタオルを引っかけます。
- ひざを伸ばします。
- タオルを引っ張って足首を引き寄せます。
- アキレス腱〜ふくらはぎ〜ひざ裏の筋肉が心地よく伸びているところで10~15秒キープします。
(2)お尻(大臀筋)
- 仰向けになります。
- 片脚を浮かせ、足にタオルを引っかけます。
- ひざを伸ばします。※ここまでは上記のふくらはぎのストレッチと同じです。
- 伸ばしている脚側の手でタオルを持ち、脚を外側に開来ます。
- お尻から太ももの外側にかけてしっかり伸びていることを感じてください。
- 同じくこの状態で20〜30秒キープします。
この時の注意点は肩まで一緒に浮いてしまわないことです。
体が浮いてしまうとストレッチの効果は少なくなってしまいます。
(3)ハムストリングス(太もも裏)
- 仰向けに寝た姿勢で片方の足の裏にタオルを引っかけてください。
- 1の姿勢から膝を伸ばしてください。できるだけ膝を伸ばしたままタオルを引いて脚を挙げていきます。
- もも裏〜膝裏〜ふくらはぎの筋肉が心地よく伸びているところで10~15秒キープしてください。
この姿勢がむずかしい場合は、下の脚の膝を曲げた姿勢でストレッチを行いましょう。
(4)肩甲骨周辺
立って行うタオルストレッチを2つご紹介します。
肩甲骨まわりをほぐして肩こり解消に効果があります。
肩甲骨周辺①
- タオルを両手で持ち、小指と薬指だけで挟む。
- 両腕を上げて、肩甲骨を寄せながら、ゆっくり下ろす。
- 肩甲骨を寄せたまま、ゆっくり上げる。
- ゆっくりと3回ずつ上下する。
肩甲骨周辺②
- 左右どちらかの手でタオルの端を持ち、頭の後ろから背中にたらす
- 腰の後ろに回したもう一方の手で、タオルの端をつかむ
- 背中を洗うような動作で上下に5〜10回動かす
- タオルを持つ手を入れ替えて繰り返す
まとめ
タオル一枚でできる効果抜群のストレッチ方法についていかがだったでしょうか?
タオルを使用したダイエットにオススメのストレッチは、タオルと少しの時間さえあれば誰でも簡単にできるダイエット方法です。
正しい方法で続ければ、可動域が広がりトレーニング時の効果がup,むくみや冷えが改善され、
脂肪の燃焼効果が高まりやすくなります。またリラックス効果や疲労回復効果もあるので是非やってみましょう。
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