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普段誰もが欠かさずに行っている呼吸ですが、ヨガの呼吸法はご存知でしょうか?
イライラしているとき、不安なとき、呼吸が浅くなっていたりしませんか?
ヨガの呼吸法とは、呼吸をコントロールすることで色々な効果が期待できます。
ヨガの呼吸法にはいくつもの種類があり、なかには練習が必要となるものもあります。
今回は、ヨガの呼吸法についてご紹介します。
ヨガの呼吸法とは?
ヨガでは普段自然に行っている呼吸を、意識的にコントロールします。
この呼吸法の事を「プラーナヤーマ」と呼びます。
「プラーナヤーマ」はエネルギーを高めたり、エネルギーを制御する事ができます。
ヨガの呼吸法を習得すれば、呼吸を整え、体内のエネルギーをコントロールが可能です。
身体や心のバランスを整えるために呼吸法はとても大切になるので、是非練習し習得しましょう。
ヨガの呼吸法のメリット
ヨガの呼吸法を練習し行うことで、体内にもうれしい変化が起こります。
呼吸による効果や体にもたらすメリットを4つ紹介していきます。
①リラックス効果
内臓周辺には、副交感神経系の神経細胞が多く存在します。
ヨガの呼吸法を行うことで、内臓に刺激を受けます。
内臓に刺激を受けることで副交感神経の働きが活発になり、リラックス効果をもたらしてくれます。
②姿勢改善効果
人間の体は上半身を垂直に保つために、腹筋・背筋の両面を使って支えています。
腹筋・背筋は骨盤につながり、骨盤の傾きも姿勢に影響します。
ヨガの呼吸法を行うことにより、体の軸になる脊柱起立筋が鍛えられます。
脊柱起立筋を鍛えて軸が整えば、偏っていたバランスも整い、姿勢の改善が期待できます。
③便秘改善効果
便秘には色々な種類がありますが、その問題はヨガの呼吸法によって改善が可能です。
ヨガの呼吸法は姿勢をキープする種目が多く、お腹周りが鍛えられます。
お腹周りが鍛えられることによって排便に必要な筋力がつき、排便がスムーズになります。
排便がスムーズになれば腸内環境が整い、美肌効果や栄養吸収率アップなどの効果が期待できます。
④血行促進効果
心身が緊張した状態は、血管が収縮してしまうため、血行不良になってしまいます。
すると、体に栄養が行き届かなくなるため、集中力が切れてしまい日常生活に支障が出ることも。
ヨガの呼吸法で副交感神経を刺激すれば身体がリラックス状態となり、血管が拡張します。
血管が拡張すれば、スムーズに栄養を届けることができます。
ヨガの呼吸法の種類
ヨガの呼吸法を簡単に説明します。
ヨガのレッスン内容により、呼吸法の種類が異なる場合もあります。
腹式呼吸
息を吸うときにお腹を膨らませる呼吸です。
インナーマッスルの強化にも効果が期待できます。
胸式呼吸
息を吸うときに胸を膨らませる呼吸です。
交感神経が優位になり、体を動かしやすくする効果も期待できます。
片鼻呼吸
鼻を片方ずつ手で押さえて吐く呼吸です。
意識して呼吸することで、体を整える効果が期待できます。
ウジャイ呼吸
喉の奥を細くし、喉から力強く吐く呼吸です。
力強く呼吸を繰り返すことで、体を温める効果が期待できます。
カパラバティ
リズミカルに鼻から力強く吐く呼吸です。
息を吐くことを繰り返しすことで、血行が改善され、リラックス効果が期待できます。
最後に
ヨガで一番大切な要素である呼吸法とメリットについて理解はできましたか?
呼吸法にも1つ1つ目的があります。
副交感神経を刺激して身体をリラックス状態に導いたり、交感神経を刺激して活力を与えてくれたり。
目的に合わせて、様々なヨガの呼吸法を使い分けることができます。
1つの方法だけでなく、様々な呼吸法を意識してチャレンジしてみてもよいですね。