八時間ダイエットでリバウンドしない方法やコツが知りたい…。
このように考える方も多いのではないでしょうか?
ファスティングダイエットの一種である「八時間ダイエット」。1日の食事を8時間以内に済ませ、残りの時間は水かお茶のみで過ごすといった食事法です。
減量はもちろん健康効果も期待できるメリットがありますが、リバウンドしやすいことから、ダイエッター界では禁断のダイエット法として紹介されることもあります。
しかし八時間ダイエットで最も多い失敗原因は、やり方を間違えていること。正しい知識で行い、食事内容にも気をつけていれば、リバウンドは未然に防げます!
そこで今回は、
- 八時間ダイエットでリバウンドする原因と対処法
- 八時間ダイエットでリバウンドしないコツ3つ
- 八時間ダイエットの正しい取り組み方
を紹介していきます。
これから八時間ダイエットに挑戦する方や、一度挑戦したけどリバウンドしてしまった方は、ぜひ参考にしてみてください。
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八時間ダイエットでリバウンドする3つの原因と対処法

早速ですが、八時間ダイエットでリバウンドする主な原因は以下の3つです。
- やり方を間違えている
- 回復食を取り入れていない
- 筋肉が落ちてしまう
対処法とあわせて詳しく紹介していくので、チェックしてみてください。
リバウンド原因1:やり方を間違えている
八時間ダイエットは、ただ食事を8時間以内に済ませるだけではありません。
8時間以内なら「何でも食べていいでしょ」と思い込み、「今のうちに!」と好きなものをたくさん摂取していては、カロリーオーバー。逆に太ってしまうでしょう。
また、「断食時間はジュースなら大丈夫」などと自己流で進めてしまうのも失敗の原因となります。八時間ダイエットは食事の時間制限だけでなく、内容にも細かいルールが定められているのです。
ダイエットは間違ったやり方をすれば減量のペースが落ち、リバウンドや体調不良につながるので、くれぐれも注意してください。
八時間ダイエットに限らず、ダイエットは正しい知識で行うからこそ本領を発揮すると覚えておきましょう。
なお、八時間ダイエットのルールについては、記事後半の「八時間ダイエットの正しい取り組み方」で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
リバウンド原因2:回復食を取り入れていない
八時間ダイエット終了後の「回復食」を怠れば、高確率でリバウンドします。
なぜなら、ダイエットで体重が減ると身体が生命の危機を感じ、脂肪を体内に溜め込もうとする働きを起こすから。つまり、以前より太りやすい体質になっているんですね。
ダイエットが終了したからといって、好きなものを食べてしまえば即リバウンドするうえ、内臓へ負担がかかり、体調不良の原因にもなりかねません。
なので、八時間ダイエットの終了後は回復食を取り入れて、身体を慣らしてから普段の食生活へ戻しましょう。
なお、八時間ダイエットにおける基本の回復食は以下です。
- お粥
- 湯豆腐
- 大根と豆腐の味噌汁
- 煮込み系のスープ
具材をやわらかく煮込み、あたたかいものを意識して、カロリーの低い食事から徐々に摂取していきましょう。
リバウンド原因3:筋肉が落ちてしまう
八時間ダイエット中に摂取カロリーが少なくなれば、不足したエネルギーを補うため、脂肪と一緒に筋肉も分解されます。
筋肉量が落ちれば基礎代謝が低下し、痩せにくく太りやすい身体になるので、元の食生活へ戻した途端リバウンドしてしまうでしょう。
なお、筋肉量を維持するためには、適度な運動やカロリー計算に加え、食事は筋肉のもととなる「タンパク質」を摂取するのが効果的です。
タンパク質は以下の食材に多く含まれています。
【タンパク質を多く含む食材】
- 鶏肉
- 赤身の肉
- 魚
- 卵
- 乳製品
八時間ダイエット中の食事にぜひ取り入れてみてください。
八時間ダイエットでリバウンドしないコツ3つ

八時間ダイエットでリバウンドしないコツは、以下の3つです。
- しっかり水分補給する
- 我慢できないなら食べる
- 長期間継続する
ダイエットを成功させるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
リバウンドしないコツ1:しっかり水分補給する
八時間ダイエット中は、こまめな水分補給を心がけましょう。
水分を補給すれば空腹を紛らわせるうえ代謝が上がるので、痩せやすくリバウンドしにくい身体作りにつながります。
飲み物は水がベストですが、
- お茶
- ブラックコーヒー
- ハーブティー
などでもかまいません。特にダイエット中のストレスを感じている方は、リラックス効果のあるハーブティーを取り入れてみてください。
空腹時の食事前や、物足りない食事後などにしっかりと水分を補給して、暴飲暴食とリバウンドを防ぎましょう。
リバウンドしないコツ2:我慢できないなら食べる
八時間ダイエットで断食する16時間で、激しい空腹に我慢できなくなったときは、思い切って軽食を摂りましょう。
「食べてしまうと失敗するのでは…」「リバウンドするのでは…」と不安を感じるかもしれませんが、無理に我慢を続けてストレスが溜まれば、ダイエットに逆効果です。
ストレスで暴飲暴食したり、挫折したりしてしまっては何の意味もありませんよね。
ただし、空腹に我慢できず食事を摂るなら、「GI値が低い食品」を選び、血糖値の上昇を抑えましょう。
【GI値とは?】
血糖値の上昇を示す指標のことで、GIの数値が低いと糖質の吸収スピードが抑えられる。
GI値の低い食品は以下のようなものが代表的です。
- 玄米
- コーンフレーク
- りんご
- イチゴ
- メロン
- ほうれん草
- ところてん
- もずく
- ヨーグルト
- ナッツ
特にヨーグルトやナッツは少量摂取しただけでも空腹感が和らぐうえ、栄養補給にもなるので、どうしても辛い時は食べてストレスを軽減させましょう。
リバウンドしないコツ3:長期間継続する
ダイエットを成功させる1番の秘訣は、継続することです。
継続するためには、
- 3kg痩せたらご褒美に○○を買う
- 5kg痩せたらあのスカートを履きたい
というように、明確な目標や夢を持ち、モチベーションを高めるのがポイント。
なお、八時間ダイエットを始めると最初の1週間ほどで体重が減ってきますが、これは体内の水分や筋肉量が減っているだけであり、脂肪が落ちたのではありません。
痩せたと勘違いしてダイエットをやめてしまえば、あっという間にリバウンドします。最低でも2週間は継続していきましょう。
八時間ダイエットの正しい取り組み方

最後に、八時間ダイエットの正しい取り組み方を具体的に解説していきます。
- 八時間ダイエットの食事ルール
- 八時間ダイエット中の食事内容
- 1日8分以上の有酸素運動を行う
順番にチェックしていきましょう。
八時間ダイエットの食事ルール
八時間ダイエットの基本的な食事ルールは以下の2点です。
- 1日のうちの8時間以内に食事を済ませる
- 対象時間外は水・お茶のみで過ごす
「8時間」のタイミングはいつでもOKですが、就寝2時間前には最後の食事を済ませましょう。最後の食事から就寝までの時間は長ければ長いほど、ダイエット効果が高まります。
八時間ダイエット中の食事内容
八時間ダイエット中の食事は、カロリーを抑えつつ、栄養価が高くて消化に負担をかけないメニューを意識してください。
例えば以下のようなメニューがおすすめ。身体にやさしく血糖値の上昇も抑えられるので、よりダイエット効果が高まるでしょう。
【消化に優しい低カロリーメニュー】
- 冷奴の納豆掛け
- 野菜たっぷりトマトスープ
- 豆腐の卵とじ
- 煮物
- 蒸し野菜
なお八時間ダイエットで健康的に痩せたいのであれば、「スーパーフード」と呼ばれる、健康成分を豊富に含みながら低カロリーな食品を料理に使うのがおすすめです。
具体的には、以下のような食品があります。
【スーパーフード】
- 高たんぱく低脂質肉
- ナッツ類
- 乳製品
- 全粒粉パン
- 玄米
- 豆腐
- 緑黄色野菜
- 果物
- ココナッツオイル
体調を崩さないためには、上記のような食品を積極的に取り入れ、8時間のうちにしっかり栄養を摂るよう心がけましょう。
また、8時間以内ならば摂取する飲み物は基本的にOK。とはいえ、カロリーが高く糖質過多となりやすいジュースは避けた方が無難です。
そして最も気を付けたいのは、16時間が明けた後の食事。血糖値が急上昇するとダイエット効果が低くなるので、お粥やスムージーなど消化に良いものから食べ始めてください。
また、八時間ダイエット終了後の食事にも注意が必要です。以下の「ま・ご・わ・や・さ・し・い」食材を使った回復食を取り入れて、リバウンドを防ぎましょう。
- ま:豆類(豆腐・納豆・大豆・味噌など)
- ご:ゴマ(ゴマ・アーモンドなどナッツ類)
- わ:わかめ(昆布やもずくなど海藻類)
- や:野菜
- さ:魚
- し:しいたけ(きのこ類)
- い:芋類
1日8分以上の有酸素運動が必要
八時間ダイエットは、食事制限とともに「1日8分」の有酸素運動が必要です。
なぜなら、8分以上の有酸素運動は身体の代謝を高める効果があり、痩せやすくリバウンドしない身体作りができるからです。
とはいえ、短時間なので特別な運動をする必要はありません。継続できるのが第一条件なので、以下のように手軽な有酸素運動から取り入れてみましょう。
- ウォーキング
- ジョギング
- サイクリング
- ももあげ運動
- ハーフスクワット
もっとストイックに取り組みたい方は、有酸素運動に加え筋トレを取り入れて、引き締まった身体を目指してみてくださいね。
ただし、摂取カロリーが少ない状態なので無理は厳禁です。
まとめ:健康的な八時間ダイエットでリバウンドを防ごう!
八時間ダイエットでリバウンドを防ぐポイントは、正しい方法で取り組み、食事内容も気を付けていくことです。もちろん、1日8分以上の有酸素運動も忘れてはいけません。
さらにストレスを溜めず無理のない範囲で続けていけば、リバウンドの確率はグッと下げられるでしょう。
ダイエットに成功した未来を思い描きながら、正しく健康的に取り組んでみてください!