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体重が低いのに、お腹のお肉が気になる…
痩せているのに、体脂肪率が高い…
などの悩みをお持ちの方はいるんじゃないでしょうか?
それは、体重的には肥満でなくとも、体脂肪率が高い、”かくれ肥満”の可能性が高いです!
今回は、かくれ肥満の原因と改善方法をご紹介していきます!
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かくれ肥満とは?
かくれ肥満とは、
「体重的(BMI)には標準より低くても、体脂肪率が標準より高いこと」
を言います。
ちなみに女性の体重(BMI)の標準は、年齢によりますが、21~22が標準値になってます。
これより、高いと体重的には重く、低いと体重的には軽いということになります。
一方で体脂肪の平均は、20~29%で、30%を超えると、軽度肥満に分類されます。
ですので、BMIが21より低く、体脂肪率が30%を超えると、”かくれ肥満”になります。
かくれ肥満だと、体重が低くても、見た目的には太って見えてしまいます。
かくれ肥満を招く4つの原因
それでは、かくれ肥満の原因はなにがあるのでしょうか?
今回は、かくれ肥満を招いてしまう原因を4つ紹介します。
当てはまるほど、かくれ肥満の可能性が高いので、チェックしてみましょう。
1.運動不足
運動不足になると、身体の筋肉量が落ちていきます。
筋肉量が落ちると、基礎代謝が落ちるので、体脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。
その結果、かくれ肥満といえる状態になってしまいます。
さらに瘦せにくい身体になってしまうので、悪循環になってしまいますね。
2.ストレスの蓄積
日々のストレスでも、かくれ肥満に繋がります。
過度なストレスを受けると、自律神経が乱れて、交感神経優位な状態の割合が多くなります。
そうすることで、基礎代謝の低下、血行不良など、様々なデメリットが出てしまいます。
それらの影響で、かくれ肥満に繋がります。
3.食生活の乱れ
ダイエット目的の極端な食事制限、不規則な食生活もかくれ肥満の原因になります。
身体は、糖質が足りていないと、筋肉を分解して、エネルギー源を作り出します。
そうなることで、身体全体の筋肉量が落ちてしまいます。
筋肉量が落ちると、基礎代謝が落ちるので、結果的に太りやすい身体になってしまうのです。
4.姿勢不良
姿勢が悪くなるのも、かくれ肥満の原因になります。
姿勢が悪いと、血行が悪くなり、基礎代謝が落ちます。
それにより、かくれ肥満に繋がってしまいます。
デスクワーク、立ち仕事、スマホをよく見る方などは、姿勢を意識して生活してみましょう。
かくれ肥満を改善する方法2つ
体重は低いはずなのに、ぽっちゃり見えるかくれ肥満…。
もっとシュッと引き締めたい方、多いと思います!
そこで、かくれ肥満を改善する方法をご紹介していきます。
1.筋トレ
かくれ肥満の方は、体脂肪が多いというよりも、筋肉量が少ないことが多いです。
また、加齢と共に筋肉量はさらに落ちやすくなります。
それにより、動くことがつらくなってくなんてことも…。
ですので、筋トレをして、筋肉量を増やしてあげるのがいいです。
筋トレは基礎代謝を上げる効果もありますので、ダイエットの効率も上がります。
もちろん、身体の体脂肪を落としてあげるのに、有酸素運動も効果的です。
筋トレに関しては、以下の記事を参考にしてみてください。↓
2.食生活の改善
食生活の乱れも、かくれ肥満を招く原因になるので、食生活の改善を意識しましょう。
まずは、規則正しく1日3食を続けるようにしましょう。
糖質制限などはする必要ありません。
まずは、バランスの良い食事を心がけましょう。
バランスの良い食事とは、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取することです。
過度な食事制限などは、余計にかくれ肥満を加速させてしまう場合がありますのでおすすめはできないです。
こちらも以下の記事を参考にしてみてください。↓
かくれ肥満でNGなダイエット方法
身体を変えるのには、ダイエットは必須です。
しかし、間違った方法を選択すると、かくれ肥満を助長しかねません。
例えば、「食べないダイエット」がその代表例です。
すぐに体重がおちるので、一見効率がいいと思うかもしれません。
しかし、落ちている体重の大部分が筋肉です。
筋肉量の減少から、結果的に基礎代謝が下がってしまいます。
基礎代謝の減少により、太りやすい身体になってしまいます。
かくれ肥満の方は、筋肉量も少ないことから、「食べないダイエット」はおすすめできません。
体脂肪を落として、体脂肪率を下げるより、筋肉量を増やして、体脂肪率を下げることを意識しましょう。
ですので、「バランスの良い食事」、「適度な筋トレ」、この2つが重要になってきます。
まとめ
ダイエットとなると、食事制限もつらいので、一刻も早く終わらせたいと思う方もいるかもしれません。
体重ばかりに気を取られて、体脂肪率をおろそかにしてしまっている方もいるかもしれません。
しかしその結果、かくれ肥満を招いてしまうこともあります。
キレイな身体、シュッとしたウェスト周りを目指すのであれば、体脂肪率の管理は必須です。
体重ももちろん大事ですが、体脂肪率にも気を遣って、ご自身の理想の身体を目指しましょう!