ダイエット

「ゆっくり食べる」で太りにくくなる⁉太りにくいコツ・食べ方をご紹介!

「ゆっくり食べる」で太りにくくなる⁉太りにくいコツ・食べ方をご紹介!

ボディメイクやトレーニング情報サイト「フィットネスカルチャー」です!

ダイエットの時は皆さん、何を意識してますか?

食事の質、筋トレ、有酸素運動、etc…色々ありますね!

今日はその中でも、食事のスピードについて解説していきます。

ゆっくり食べるダイエットとは?

ゆっくり食べるダイエットとは?

ゆっくり食べるダイエットとは、その名の通り、「ゆっくり食べる」ダイエット方法のことです。

強度の高い運動や、過度な食事制限をするダイエット方法でありません。

たくさん噛んで、食事をゆっくり行うだけです。

実は、早食いの人よりも、ゆっくり食べる人の方が太りにくいんだとか。

理由は、早く食事をする人よりも、ゆっくり食事をした人の方が、DIT(食事誘発性熱生産)が上がるからです。

DIT(食事誘発性熱生産)とは、食事によって消費されるカロリーのことです。

「食事をしてるのに、カロリーって消費するの?」って思った皆さん!

実は、食事中でもカロリーは消費します。

食事中に急に暑くなったりした経験はありませんか?

あれが、DIT(食事誘発性熱生産)です。

ゆっくり食べて、よく噛むことによって、DITが高まりやすくなります。

ゆっくり食べるダイエットの2つのポイント!

ゆっくり食べるダイエットの2つのポイント!

ゆっくり食べるダイエットがどういうものか説明をしました。

では、どうやってやればいいのでしょうか?

意識することは、シンプルなこと2つです。

1つ目:よく噛むこと

特に食事制限をする必要もありません。(もちろん、高カロリーなものばかり食べると太りますが…)

まずは、20~30回程度噛むことを意識してください。

こうすることで、満腹中枢が刺激されて満腹感を感じやすくなります。

2つ目:食べる時間

食事の時間を20分以上かけることを心がけてください。

理由は、満腹中枢が刺激されるまでに、20分程度かかってしまうからです。

ですので、食事時間を20分以上、噛む回数を30回程度になるように食事をしてみてください。

ただし、どうしても「早食いの癖が治らない」という方もいらっしゃると思います。

そういったときは、めんどくさいかもしれませんが、1回1回箸を置いてみる、などの工夫をしてみてください。

習慣づけることが難しいので、慣れないうちは意識して頑張ってください!

ゆっくり食べることのメリットは?

ゆっくり食べることのメリットは?

ゆっくり食べることにどんなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、ゆっくり食べることによって得られる効果について解説していきます。

  • 食事量を抑えやすくなる

たくさん噛むと、満腹中枢が刺激され満腹感を感じやすいと説明しました。

満腹感を感じるのが、それだけ早ければ、自然と食事量も抑えられます。

食事量が抑えられると、全体の摂取カロリーを下げることに繋がります。

そうすることで、ダイエットがはかどり、痩せやすくなるのです。

  • 小顔効果

たくさん噛むことにより、顔まわりの筋肉が程よく使われます。

そうすることで、顔まわりの筋肉が引き締めてくれて、小顔効果をもたらします。

また、よく噛むと唾液が多く分泌されます。

その唾液の中には、パロチンという若返りホルモンが含まれています。

このダイエットをすることで自然とこの若返りホルモンも増やすことができアンチエイジング効果も期待できるダイエット方法です。

  • 消化が良くなる

ゆっくり食べることにより、消化が良くなり、胃の負担を軽減することができます。

よく噛まずに多くの食材を胃の中に入れてしまうと、胃への負担がとても大きくなります。

よく噛んで食べることは、胃の負担を減らし胃にやさしい食事と言えます。

「ゆっくり食べる」ダイエットの注意点

「ゆっくり食べる」ダイエットの注意点

ダイエット効果だけでなく、美容にも効果がある「ゆっくり食べるダイエット」ですが注意点があります。

それは、「ゆっくり食べ過ぎないこと」です。

矛盾しているように感じるかもしれませんが、ゆっくり食べ過ぎると、過食の原因になります。

理由としては、私たちの満腹感は血糖値だけじゃなく、『胃に詰まった食べ物のかさ』でも感じるからです。

ゆっくり食べ過ぎることによって、胃の中に食べ物が溜まる前に、消化がされてしまいます。

しかも食べ物の量によっても、胃にとどまる時間や満腹感は変わってきます。

たとえば、同じ量の食べ物を一気に食べるより、小分けにして胃に少しずつ長時間かけて入れていくほうが、胃には空きスペースが常にできます。

そうなると、『お腹いっぱい』と感じにくくなり、かなりの量を食べられてしまうのです。

ですので、「コース料理」などにご注意ください。

ゆっくり食べるのは、もちろん大事ですが、ゆっくり食べ過ぎるのもNGです。

まとめ

今回は、食事の質や、運動に関してではなく、食事の仕方について解説してきました。

ゆっくり食べることによっても、もちろん、太りにくい習慣作りはできます。

しかし、脂っこいものや、甘いものなど、カロリーの高いものを食べ過ぎると、太ります。

当たり前ではありますが、「食事の質」についても、意識をしてみてください。

食事の質や、運動も取り入れることで、より痩せやすく、太りにくくなります。

まずは、ご自身で変えられるところから変えていき、太りにくい習慣作りをしてみましょう!

ABOUT ME
監修者:大竹 達也
監修者:大竹 達也
トレーナーの専門学校を卒業後、フィットネスクラブに5年間勤め、パーソナルトレーニングや、グループレッスンのインストラクターとして活動しておりました。 お客様にトレーニングを教えるだけでなく、店舗で新人のトレーナーの育成・研修の経験もあります。 さらに、高校サッカー部のフィジカルコーチとしても活動しており、選手権ではベスト4まで進出しました。 楽しく、分かりやすい指導を心がけております。
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