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筋肉を大きくするのに必要ともいわれているマルトデキストリン。
トレーニングをがっつりやってる人などは、使っている人も多いかもしれません。
筋肥大には効果的ではありますが、マルトデキストリンは減量中でも飲んでいいのでしょうか?
今回は、減量中でもマルトデキストリンを飲んでいいのか、またその効果を解説していきます!
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マルトデキストリンって?
マルトデキストリンとは、デンプンを分解して粉末となった糖質の1種です。
すごく簡単に言うと、炭水化物が分解されて体内に吸収されやすくなったもの、と理解していただければOKです。
商品名では「マルトデキストリン」や「粉飴」として販売されています。
粉飴って聞くとスゴく甘いイメージをしますが、砂糖の10分の1くらいで、ほんのり甘さを感じる程度です。
水に混ぜると、少しトロっとする感じですかね。
炭水化物なので、1g=4kcalです。
マルトデキストリンの2つの効果
マルトデキストリンには2つの効果があります。
1つ目は「トレーニング後に摂取することで、筋肥大の効果を高める」
2つ目は「トレーニング中に摂取することで、トレーニングの質を高める」
この2つが主な効果になります。
では、この2つを詳しく解説していきます。
1つ目:筋肥大の効果を高める
筋トレ後は、筋肉へ速やかに栄養を届ける必要があります。
トレーニング後にたんぱく質が必要なことは、皆さんご存じですよね?
しかし実は、筋肥大を最大限発揮するためには、糖質の摂取も重要になります。
上記で説明した通り、マルトデキストリンは吸収されやすいので、効果的です。
ただ、糖質の摂取をしなくても、筋肥大が起きないというわけではないのでご安心ください。
2つ目:トレーニングの質を高める
トレーニング中に体内の血糖値が下がると筋トレのパフォーマンスが落ちます。
身近な例だと、昼休み後って眠くなりませんか?これも昼食で上がった血糖値が、体内に吸収され下がるからです。(下がる時に眠くなります)
これを防ぐために、トレーニング中にマルトデキストリンを飲むことで、血糖値を上昇した状態に保ち、高パフォーマンスを維持させます。
つまり、トレーニング中のエネルギー補給です。
こうすることで、トレーニングの質を高めることに繋がります。
血糖値を上げる効果でいえば、トレーニング前におにぎりやバナナなど糖分を摂っている人もいます。
これも正解ですが、デメリットもあります。
トレーニング中は消化器官の働きが弱くなるので、固形物を食べると消化に悪い&気分も悪くなる人もいます。
そこで、粒子状のマルトデキストリンの方が即効性あるエネルギー補給として効果が高いです。
(固形物より消化が早い商品で、ウィダーinゼリーなどありますが、それより更に即効性があるもの、と理解してください)
マルトデキストリンを飲むタイミングは?
マルトデキストリンを摂取するタイミングは2つあります。
上記でも説明しましたが、「トレーニング後」と、「トレーニング中」です。
トレーニング後に摂取する
効率よく筋肥大させるためには、筋トレ後の素早い栄養補給が鍵を握っています。
ですが、筋トレ後は筋肉に血液が大量に使われているので、固形物からの食事では内臓に負担をかけてしまいます。
そこで筋トレ後は、内蔵に負担のかけず消化・吸収を素早く行えるマルトデキストリンを使って栄養補給するのがおすすめです。
更に筋トレ後の糖質の摂取は疲労回復にも効果があります。
トレーニング中に摂取する
筋トレ中は、筋肉に血液が使われるため、固形物を食べてエネルギー補給をしようとすると、消化・吸収が上手く行えず消化不良をおこす原因となります。
なので、筋トレ中は消化・吸収の早いマルトデキストリンを飲むのがおすすめになります。
また、筋トレが始まると体内では、筋肉の合成より分解が激しくなります。
つまり筋トレ中は筋肉を壊す作業という事です。
筋肉の分解を防ぐために、筋トレ中にはマルトデキストリンを摂取する事をおすすめします。
また、マルトデキストリンを飲む事で集中力がきれたり、パワーが落ちてくるのを防ぐ事ができます。
減量中でもマルトデキストリンは飲んでもいい?
では、減量中でもマルトデキストリンは飲んでいいのでしょうか?
結論からいうと、飲んでも大丈夫だと思います。
減量中は体脂肪を落とすために摂取カロリーを制限しているので、集中力や、瞬発力が落ちてきます。
また、栄養も不足している状態なので、疲労の回復にも時間がかかってしまいます。
そこで上記の効果が得られるマルトデキストリンは、減量中にこそ筋肉を落とさないために摂るべきサプリメントだと言えます。
マルトデキストリンを飲む量は?
マルトデキストリンは、体重×0.5~1.0gを摂取するといいです。
ですが、浸透圧の関係で水の量を少なくして飲んでしまうと、お腹が張ったり、下痢の恐れがあります。
浸透圧の事を考えて、水に対して、20~30%の濃度を上限にマルトデキストリンを混ぜるようにするといいです。
減量中の場合
減量中の場合は量に気を付けなくてはいけません。
マルトデキストリンは1gあたり、4kcalあります。
体重が50㎏の人だと、50(g)×4(kcal)=200kcalにもなってしまいます。
減量中の場合は、普段の量の半分程度にしておくといいです。
量は、体重の落ち具合をみて変えていきましょう。
おすすめのマルトデキストリン
こちらが1番コスパが良く、初めての方にもおすすめです。
フレーバーなどは、好みによって違うので、いろいろ試してみてください。
まとめ
今回は、マルトデキストリンについて解説しました。
筋肥大などのボディメイクなどには絶大な効果があるマルトデキストリン。
減量中の場合でも、量さえ気を付ければ、トレーニングの質を保つために必要です。
是非試してみてください!