
筋膜とは?
筋膜リリースについて解説する前に、そもそも筋膜とはいったい何なのでしょうか。
例えば、鶏のモモ肉や胸肉を思い浮かべるとわかりやすいのですが、鶏皮をめくると皮と肉の間に薄い半透明の膜があります。
これが「筋外膜」で、ヒトの場合も同じです。鶏皮はすなわち皮膚、そして肉の部分が筋肉で、その筋肉を包み込んでいるのが筋膜の中の筋外膜です。
筋膜は5つある
- 浅筋膜
- 深筋膜/腱膜筋膜
- 筋外膜
- 筋周膜
- 筋内膜
浅筋膜は皮下組織にあり、深筋膜は全身の筋肉をつなげてボディスーツのようにすっぽりと包み込み、筋外膜はひとつひとつの筋肉を包み、筋周膜と筋内膜に連続しています。
さらに筋周膜は筋束を、筋内膜は筋線維1本1本を包み込んでいます。
この筋膜は頭から手や足の先まで全身につながり、筋膜以外を溶かしても身体の形が残るということで「第2の骨格」ともいわれる重要な存在です。
筋肉を正しく動かすためには、これら筋膜が柔軟に動くことが必要なのです。
筋膜リリースに関する記事はこちらをご参照ください。