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健康飲料として人気を誇る豆乳。
健康に良いと聞いた事があるから何となく飲んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、筋トレと豆乳の関係性を解説していきます。
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豆乳の原料、栄養素、種類
豆乳は、水に浸した『大豆』をすりつぶしてできた液体をこし取ったものです。
高たんぱく質で植物性脂肪のためカロリーが低いのが特徴になります。
大豆サポニンやイソフラボンなどの成分ががんを予防する効果も期待できます。
また、腸内環境を整えるオリゴ糖、ビタミンB群やEが含まれており、健康飲料として注目されています。
豆乳は、「無調整豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」の3種類に分けられています。
商品を選ぶ際は、パッケージに記載されている「大豆固形分」に注目しましょう。
- 「無調整豆乳」は大豆固形分8%以上
- 「調整豆乳」は大豆固形分6%以上
- 「豆乳飲料」は大豆固形分2%以上
大豆固形分が多ければ多いほど、豆乳本来の味を強く感じられます。
豆乳が筋トレにもたらす効果
筋トレ後に豆乳を飲むことによって筋トレの効果を高めることができます。
どうして豆乳をのむことによって、筋トレの効果を高めることができるのか解説します。
①植物性たんぱく質が豊富
豆乳は大豆が原料です。
大豆は「畑の肉」と呼ばれており、植物性タンパク質が他の植物性食品に比べると多く含まれています。
豆乳に含まれている植物性タンパク質には脂肪やコレステロールといった栄養素が含まれていません。
動物性タンパク質のようにタンパク質が体内に蓄積されやすいため、筋トレの効果を高める事ができます。
動物性タンパク質を多く含む食品とうまく組み合わせて摂取すると良いですね。
②成長ホルモンの濃度を高める
豆乳には大豆ペプチドが含まれています。
大豆ペプチドとは、大豆に含まれているタンパク質が分解されてできる物質です。
大豆ペプチドには血液中の成長ホルモンの濃度を高める働きがあるといわれています。
筋肉を作るためには成長ホルモンの力が必要です。
成長ホルモンには筋肉合成を促す効果があり、筋トレ後に豆乳を飲むことによって、血中の成長ホルモンの濃度が高まり筋肉を作る効果を高めます。
③筋肉の修復をサポートする
大豆にはポリフェーノールの一つであるイソフラボンが含まれています。
イソフラボンには血中のコレステロール値を下げ血液をサラサラにする働きがあります。
血液がサラサラになると筋肉の修復が早くなります。
豆乳を飲むタイミング
豆乳を飲むことによって筋トレの効果を高めることができる事がわかったと思います。
どのようなタイミングで豆乳を飲めばよいのでしょうか。
①筋トレ前に飲む
筋トレ前に飲むのが効果的です。
筋トレを始める30分程前に飲むと筋トレに必要になるエネルギーを補給できます。
さらに、豆乳は消化が早くタンパク質の補給になり空腹を満たすことができます。
筋トレの30分前には飲んでおきましょう。
②筋トレ後に飲む
筋トレ後の体はタンパク質をとにかく必要としています。
タンパク質をしっかりと補給する為に、プロテインと混ぜ合わせて飲むのがおすすめ。
シェイカーにプロテインと豆乳を入れてしっかりと混ぜ合わせて飲むようにします。
筋トレ終了後30分以内に飲むようにしましょう。
③就寝前に飲む
豆乳に含まれる大豆ペプチドには、血中に含まれる成長ホルモンの濃度を上げる働きを持っています。
就寝中に分泌量が増えるため、筋トレ中は豆乳を就寝前に飲むのもおすすめ。
就寝前に豆乳を飲んでしっかりと睡眠をとることが大切です。
まとめ
筋トレ後にはタンパク質が必要になります。
「畑の肉」と呼ばれ植物性食品を多く含む大豆から作られる豆乳は、タンパク質を摂取する食品としておすすめです。
筋トレ後に良質な動物性タンパク質を多く含む食品とうまく組み合わせ、豆乳を飲んで効率的に筋肉を鍛えましょう。