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健康食品として知られる納豆。
納豆はタンパク質量が多く、さまざまな筋トレ効果があります。
そんな納豆が筋トレにもたらす効果をご紹介します。
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改めて、納豆を知りましょう
簡単に言うと煮た大豆の表面に納豆菌が増殖し、納豆の糸といわれる粘質物ができる納豆特有の風味を生じた食品です。
納豆菌は増殖するときに、大豆のタンパク質を分解し吸収しやすくします。
各種ビタミンや酵素類などを作り出し、栄養に富んだ食品にすると言われています。
納豆の効果・成分
納豆は、様々な栄養素をバランスよく含む食品です。
加えて、大豆由来の機能成分と納豆菌によって生成される機能成分を摂ることができます。
①良質なたんぱく質が豊富
納豆の原料は大豆です。
大豆は畑の肉と言われるほど、良質なたんぱく質が含まれています。
なぜ良質なたんぱく質が含まれていると言えるのでしょうか?
それは、アミノ酸スコアが100だからです。
体が必要とするアミノ酸の中には、ヒトが体内で合成できない物が9種類あります。
コレらは食事によって取り込まなければなりません。
この9種類のアミノ酸を必須アミノ酸とよびます。
良質なタンパク質とは、この9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれるタンパクのことを言います。
このアミノ酸のバランスを数値化したものをアミノ酸スコアといい言います。
牛肉、豚肉、鶏肉など動物の肉はアミノ酸スコアが100です。大豆もアミノ酸スコアが100です。
動物の肉と同等の良質なたんぱく質が含まれているわけです。
筋肉を維持、または増やすのに十分なたんぱく質の摂取が必要です。
②食物繊維が豊富に含まれている
炭水化物に含まれる多糖の一種で、人間の消化酵素では分解出来ない成分です。
消化吸収されず、便のカサを増すことで便秘の解消作用があります。
また、脂肪や糖質の吸収抑制や整腸作用などの働きは生活習慣病予防にもなります。
③ビタミン、ミネラルが豊富
納豆の原料である大豆にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
- 糖質の代謝を助けるビタミンB1
- 皮膚や粘膜機能を高めたり脂肪の分解に役立つビタミンB2
- 神経機能を正常に保つのに役立つビタミンB6
- 血行を良くするのに役立つビタミンE
が多く含まれています。
また、カルシウム、カリウム、鉄分といった体の調子を整えるのに必要なミネラルも含んでいます。
納豆が筋トレにもたらす効果
納豆は他の食材と比べ、好き嫌いが分かれる食材です。
しかし、大豆や納豆に含まれる蛋白質は、筋トレや運動を行う上で必要な栄養素です。
ここからは、納豆が筋トレにもたらす効果を見ていきましょう。
①筋肉の成長に必要なたんぱく質が多い
納豆はタンパク質を豊富に含む食品です。
そのタンパク質の多さから納豆は筋トレに有効的な食品だといえます。
筋肉を成長させるためには、タンパク質が最も重要な栄養素です。
納豆を積極的に摂取していくことは筋トレに効果的です。
②テストステロンの分泌を高める
納豆に含まれる亜鉛には、テストステロンの分泌を促す作用があります。
テストステロンとは、筋肉の成長を促すホルモンです。
このテストステロンの分泌をどれだけ増やせるかが筋肉の成長につながっていきます。
激しくトレーニングを行なった場合、多量の汗をかくと同時に、体内の亜鉛も減少してしまいます。
そのため、筋肉を増やしたい人ほどしっかりと亜鉛を摂取することが大切です。
③筋肉の疲労回復効果がある
大豆の重要な栄養素として、抗酸化作用のあるイソフラボンが含まれています。
イソフラボンは、発酵作用により変質や変異する事がありません。
納豆に含まれるイソフラボンも同様に、抗酸化作用がある事でも知られています。
まとめ
効率的な筋トレを行うには、納豆など食べ物による摂取の方法を再考する必要があります。
また、納豆を食べるタイミングというのも重要です。
満腹の状態で運動を行っても、うまくエネルギーが消費しません。
納豆を含む食事を摂取する際には、筋トレや運動を行った後、30分以内に食べると良いです。
まずは毎日の食生活に納豆を取り入れながら、規則正しい食生活を送ることが大切です。
納豆を食べて効率的な筋トレを行いましょう。