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一般的に、女性の体脂肪率は男性よりも高いことが知られています。
それでは、女性の体脂肪率の平均はいったいどのくらいの値なのでしょうか。
また、体脂肪率を気にしている女性の中には、減らし方を知りたいという方も多いでしょう。
そこで今回は、女性の体脂肪率の平均値や、体脂肪率の減らし方などについてご紹介していきます。
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■体脂肪率はどうやって求めるの?計算方法は?
体脂肪率とは、「体重に占める脂肪の割合」を表す数値です。そのため、体脂肪率の計算方法は、以下の通りです。
体脂肪率(%)=(体脂肪の重さ(kg)÷体重(kg))×100
しかし、この計算方法では、体脂肪の重さを知る必要が出てきます。
通常の体重計では、体脂肪の重さを知ることはできません。
そのような方のために、以下のような計算方法もあります。
標準体重=身長(m)×身長(m)×22
体脂肪率=(実際の体重-標準体重)÷標準体重×100
この方法であれば、体脂肪率を簡単に計算することができます。
■女性の体脂肪率の平均はどのくらい?
女性の体脂肪率の平均は、大体20%~25%程度であると言われています。
男性の体脂肪率の平均は15%~20%程度のため、女性の方が体脂肪率は高くなっています。
体脂肪率が25%以下なら問題はないと思われますが、体脂肪率は27%を超えてくると、見た目もぽっちゃりしてくるので、要注意です。
先ほどご紹介した計算方法で、体脂肪率が27%を超える方は、ダイエットをすることを検討してみましょう。
■女性の体脂肪率の理想の値とは?モデル体型なら?
女性の体脂肪率の理想の値はどのくらいなのでしょうか。
モデルの方だからといって極端に体脂肪率が低い訳ではありません。
モデル体型を目指すなら、体脂肪率は18%~23%程度を目指しましょう。
ただし、過度にダイエットをして、体脂肪率が17%を下回るようになると、婦人科系のトラブルの原因となります。
モデル体型を目指す場合にも、体脂肪率は大きく下回らないように注意しましょう。
■女性の体脂肪率の減らし方は?食事?運動?
体脂肪率が高い場合、何をしたら体脂肪率が減るのでしょうか。
具体的な方法を考えていきましょう。
体脂肪率を低くするためには、食事と運動の両方のアプローチが必要です。
脂肪を減らし、筋肉量を増やすために、食事では以下のような点に気を付けましょう。
・タンパク質をしっかり摂る
・炭水化物の量を減らす
・脂っこい食事は避ける
以上の3点に気を付けるだけでも、体脂肪が減り、筋肉量を増やすサポートができるはずです。
食事に加え、運動も必要です。
・ウォーキングなどの有酸素運動
・筋トレなどの無酸素運動
2種類の運動を組み合わせながら、上手に筋肉をつけていきましょう。
どちらか1種類の運動をするよりも、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせる方が、ダイエット効果は高くなります。
『継続は力なり』という言葉がある通り、運動は毎日続けることが重要です。
■体脂肪率を減らす際の注意点
女性の場合、極端に体脂肪率が減ってしまうと、月経不順や月経異常が起きやすくなってしまいます。
更に体脂肪が減り続けると、無月経になる恐れがあるので注意が必要です。
下記点四から考えられるのは、早期閉経になりかねないと言う事になりますので
体脂肪の極端な減少はカラダに悪影響を与えるので注意してください。
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骨粗相症の恐れ
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体温の低下
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妊娠率の低下
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月経不順や女性機能に悪影響
■自分の体脂肪率を知るために体重計を変えるのもおすすめ!
ダイエット中に、毎日体脂肪率を計算するのは大変ですよね。
自分の体脂肪率を知るためにも、体脂肪率が表示される体重計を活用することもオススメです。
体脂肪率だけでなく、筋肉量やBMI(身長と体重から導き出される肥満指数)が表示されるタイプもあります。
自分が欲しい情報を得られる体重計に変えてみるのも良いでしょう。
■体脂肪率を意識しながらダイエットしよう!
体脂肪率を意識しながらダイエットすることで、ダイエットの効果をより実感できるようになるはずです。
乗るだけで体脂肪率が表示される体重計もあります。
体脂肪率を意識しながら、効果的なダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか。
■まとめ
今回は女性の体脂肪について、いくつか紹介していきました。
体脂肪を減らすうえで重要なのは食事と適度な運動だということが、わかったと思います。
そして、最も重要なのは継続して行うことです。
食事においては、三食しっかり食べ、栄養が偏らない様にバランスを考えて食べること。
アルコールは適度にして、夜食を控え朝食をしっかり摂るように。
運動面においては、効率よく体脂肪を燃やすには、有酸素運動(ウォーキングやランニング)と無酸素運動(筋トレ)が不可欠です。
食事と運動の二つを続けて、カラダの内側から外側まで健康的にしてみてはいかがでしょうか。