ボディメイクやトレーニング情報サイト「フィットネスカルチャー」です。
汗をよくかく人、いますよね?
筋肉量が多いから?身体を動かしたから?太ってるから?
今回は「汗」について解説します。
クリックできる目次
なぜ汗をかくのか?
汗をかく原因の前に、汗の役割を解説します。
ずばり「体温調節」です。
体温が高くなったときに発汗がおきますが、汗の水分が皮膚の上で蒸発するときに熱が奪われ、
それによって体温を調節していきます。
人間は体温を一定にしておかないと、身体の機能がうまく働きません。
汗は生きるための必要な機能ということです。
筋肉量が多いと汗をかきやすい?
筋肉量が多いと汗がかきやすいのでしょうか?
筋肉は基礎代謝の20%程度を占めて、そして「熱を生み出す」という働きがあります。
トレーニングなど筋肉の収縮によって使われるエネルギーの多くが熱となることで体温を上昇させます。
つまり筋肉はエネルギーを使い「熱源」となっているのです。
基礎代謝の20%程度を占め、代謝の比率は1番高く、体の中で最も大きい熱源が筋肉ということになります。
やはり筋肉量が多いと、運動によるエネルギー消費も高くなるので汗をかきやすくなると言えますね。
その他の汗をかく原因
肥満
肥満の方は、その身体のなかに筋肉を隠し持っているかもしれませんが、やはり体脂肪が原因です。
体脂肪の本来の機能は備蓄エネルギーですが、体温を保つ役割もあります。
肥満の方は、その体脂肪が多くあるため、熱がこもりやすく体温が高くなるのを汗をかくのです。
寒い時期に肥満の方が薄着でいるのが、体脂肪により保温されているからなんですね。
精神的な発汗
興奮や緊張、恐怖などの強いストレスに襲われると、脳の前頭葉や辺縁系と呼ばれる部分が刺激され、発汗します。
おでこや首筋の発汗は脳の熱を冷ます意味があり、わき汗は闘争や逃避で筋肉を使うための準備として、
わきの太い血管を通る血液を冷やして全身の体温を下げる意味があります。
また、手のひらや足の裏の発汗は体温を下げる効果はほとんどないようです。
精神性な発汗は個人差や状況による違いが大きくでます。
更年期障害
女性は女性ホルモンのエストロゲンが30代半ばから減りはじめ、40代半ばを超えると急激に減少します。
このエストロゲンの変化により自律神経が不安定となることで発汗が起きることがあります。
治療としてはエストロゲンを補充する、ホルモン補充療法があります。
甲状腺機能亢進症
首の前面にある甲状腺は、エネルギーの利用を促すホルモンを分泌しています。
甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが出過ぎて働きがつよく出る病気で、汗をかきやすくなるのも症状の一つです。
甲状腺が腫れる、頻脈、手の指が震え、食べているのにやせる、イライラする、疲れやすいなどの症状もあります。
汗をかこう
汗は体温調節だけでなく、肌の保湿という役割もあるので代謝を上げて汗をかきましょう。
筋力トレーニング
まずはしっかりと筋肉を動かして、代謝を上げていきましょう。
おすすめの筋トレは「スクワット」です。
下半身の筋肉を主に鍛える種目ですが、体幹(胴体)も鍛えることができるので全身トレーニングになり、代謝を上げやすくする種目です。
有酸素運動
筋トレはちょっと…という方は有酸素運動はいかがでしょうか?
特に特別なものも必要なく、簡単に始めやすいですよね。
有酸素運動を行うことで、汗をかくだけでなく、脂肪燃焼効果もあるのでおすすめです。
ストレッチ
有酸素運動も…という方がいればストレッチをおすすめします。
なかなか普段行うことはないと思いますが、筋肉や関節の柔軟性をよくするとで、身体が動かしやすくなり、基礎代謝を上げる手助けになります。
無理やり行う必要はないので、ゆっくり20秒程度丁寧に筋肉を伸ばしてください。
入浴
入浴により血行を促進し、代謝を上げやすい状態を作っていきましょう。
上記の3つの方法も血行促進効果はありますが、1番手軽かもしれませんね。
寝る前1時間前に入浴を終えると、入眠しやすくなり、生活のリズムがととのいますよ。
※入浴により汗をかいても、代謝が上がるわけではありません。
汗をかく原因はさまざま
汗をかく原因はさまざまです。
身体になにかしらの症状が出ている発汗は要注意ですが、普段から汗をかかないという方は代謝を上げてみてはいかがでしょうか?
簡単なことから始めて、普段からすっきりした身体を作っていきましょう!
トレーニングでお悩みならT-BALANCEへお問い合わせを!
トレーニングでのお悩みはありませんか?
パーソナルトレーニングジムのT-BALANCEではお客様にあったメニューを組んだり、食事のアドバイスが可能です!
さらに個室でプライベートで行えるので、他の方の目も気になりません。
お悩みがあれば是非お問い合わせください!