ボディメイクやトレーニング情報サイト「フィットネスカルチャー」です。
『ケトルベル』というトレーニングツールは知っていますか?
ウェイトトレーニングを普段から行っている方でも、知ってはいても使ったことがない方もいると思います。
ジムにはなかなか置いてないツールですが、トレーニング効果は抜群です!
今回はケトルベルについて解説します!
クリックできる目次
◆ケトルベルとは?
ケトルベルとは球体のウェイトに取っ手がついているダンベルです。
球体と言っても底は平らになっているので、安定して置くことが出来ます。
形がやかん(ケトル)に似ているためケトルベルという名称になっています。
ダンベルとは違い重心が取っ手部分ではなく、球体部分になっているためバランスが取りにくいのが特徴です。
不安定なケトルベルを安定させるために様々な筋肉が動員され、全身を鍛えることができます。
ケトルベルトレーニングでは、体幹を主に鍛える事ができるので、様々なメリットがあります。
ここからは、そんなケトルベルトレーニングの主なメリット効果を紹介していきます。
◆機能的な身体づくり
ケトルベルでのトレーニングは、振り上げたり持ち上げたりするメニューが多く機能的な身体をつくりことができます。
格闘家の方は良くケトルベルでトレーニングを行っています。
さまざまな姿勢になる競技のため、バランスが悪い不安定なトレーニングが求められるからです。
また格闘家に限らず、全身を鍛えるために競技者の間ではよくケトルベルを使ったトレーニングが行われています。
◆ケトルベルトレーニングのメリット
①体幹が鍛えられる
ケトルベルトレーニングはバランスを取りながら行うことが多いため、体幹の筋肉がよく使われます。
体幹を鍛えておいて損をすることはありません!
②筋トレと有酸素運動が同時に行える
ケトルベルトレーニングでは特徴を生かし、瞬発力を使った動きを連続して行うことができます。
つまり、筋トレと有酸素運動を同時に行うことになります。
筋肉を付けながら、シェイプアップできますね!
③機能的な身体になる
ケトルベルの特徴を生かしたトレーニングでは、ケトルベルを振り上げます。
すると動作中様々な筋肉が動員させるため、身体が機能的に働きやすくなります。
また単純に重りとして使った場合であっても、バランスをとるためにやはり全身の筋肉が動員されるので、同じような効果を得ることが出来ます。
◆おすすめのケトルベルトレーニング4選
①ワイドスクワット
初心者の方でも簡単に行えるケトルベルのトレーニングです。
- ケトルベルを持ち、脚を大きく開く
- ケトルベルは体の中心にくるように、ぶら下げた状態のまま動作する
- 背筋を伸ばし、しっかりと深く腰を下ろす
- 内もものストレッチを感じるよう、しっかりと膝を開く
- 元に戻り繰り返す
②ゴブレットスクワット
ケトルベルを胸の前に持って、スクワットを行います。
重心が若干前にズレるため、スクワットを行いながら、腰回り(体幹)を鍛えることが出来ます。
- 脚は肩幅にひらく
- ケトルベルを胸の前に持つ
- ケトルベルの重さに耐えながら、しっかりと背筋を伸ばし腰を下ろす
- 床と太ももが水平になるまで下ろし、元に戻り繰り返す
③スイング
ケトルベルの代表的なトレーニングの1つです。
身体全身を使って行う種目で、特に背面が鍛えられます。
- 脚は肩幅に開き、ケトルベルを持つ
- スクワットのように、腰を下ろす
- 勢いよく股関節を前に押し出すように全身を伸ばし、ケトルベルを頭上に振り上げる
- 腕の力を使わず、全身が伸びる動作で振り上げる
- ケトルベルの重さを利用し、振り上げたときと同じ軌道でケトルベルを下ろし、スクワットの姿勢に戻る
- 3~5を繰り返し行う
④ターキッシュゲットアップ
強靭な体幹を作るためにとても効果的なトレーニングです。
重量設定を間違えると、動作が出来ないだけでなく、怪我の恐れもあるので気を付けましょう。
- ケトルベルを持って仰向けに寝る
- 片手でケトルベルを持ち、天井に向けて持ち上げる
- トレーニング中は常に持ち上げたまま
- 反対の手で身体を支えながら、上体を起こす
- 更に脚を前後にし、まっすぐ立ち上がる
- 身体を真っすぐにし、起き上がった動作と同じように元に戻る
- 左右入れ替えて、2~6を行う
◆ケトルベルで動ける身体を!
ケトルベルは、なかなかジムに置いてあることがありませんが、ネットでも購入できます。
それほどスペースを必要とせず、全身を鍛えることができるので、ホームトレーニングに最適なツールの1つです。
重さの選択に迷っている方は、最近可変式のケトルベルも販売されているので
そういったモノを買ってみるのもイイと思います!
ケトルベルを使ったトレーニングは、振り上げたりする種目もあるので、周りにぶつけたり、怪我をしないよう注意して行いましょう。
ケトルベルトレーニングを継続的に続けていると、理想のカラダを手に入れられるかも!?
まずは先程紹介したトレーニングを行って、運動習慣をつけましょう!!