ボディメイクやトレーニング情報サイト「フィットネスカルチャー」です!
ジムなどでバランスボールではなく、重いボールでトレーニングを目にしたことはありますか?
そのボールのことを「メディシンボール」と言います。
では実際に、メディシンボールを使うとどんな効果があるのか?
メリットやメディシンボールを選ぶポイントもご紹介致します。
クリックできる目次
メディシンボールとは?
メディシンボールとはトレーニング、エクササイズ用のボールのことです。
サイズ、重さのバリエーションが豊富で、大きさは直径15cmから45cm程度。
重さは1kgから15kgまであります。
メディシンボールのタイプにも2種類あります。
- ボールの表面が柔らかいソフトタイプ
- グリッドの効いたラバータイプ
ラバータイプでも弾力性のあるタイプとハードタイプがあります。
トレーニングの目的・用途により、メディシンボールの大きさ、重さを使い分けます。
メディシンボールの種類
ソフトタイプ
ソフトタイプは、表面がPVCや布などの柔らかな素材を採用しています。
ハードタイプと比べて、低負荷なのが特徴です。
身体に当たってもあまり痛くないため、初心者やリハビリ中の方に適しています。
サイズは大きめのものが多く、遠くまで投げやすいのもポイントです。
落下したり、ぶつかったりするときの衝撃がそこまで大きくないので、自宅で使用しても安心です。
ハードタイプ
ハードタイプは、表面が革製やゴム製など硬めのものが多いのが特徴です。
負荷を高くかけられ、本格的なトレーニングをしたい方におすすめです。
なかでも、凹凸が付いている滑りにくいものは、汗をかいていてもしっかり掴むことができます。
落下する心配が少ないので、トレーニングに集中することができます。
サイズは小さめなものが多く、ハンドリングするトレーニングでも使いやすいのがポイントです。
メディシンボール、3つのメリット!
1.筋力アップ
腕や腹筋、また全身などあらゆる筋肉を鍛える事が可能です。
ボールの使い方によって筋肉がつく場所も変わってくるので、自分が鍛えたいところを重点的にすることも可能です。
さらにスポーツ選手であれば、その筋トレによってパフォーマンスの向上にもつながります。
とにかく身体を鍛えたいという人も、スポーツ選手にも効果を発揮します。
2.体幹を鍛えることができる
メディシンボールは今流行りの体幹にも効果を発揮します。
いつもトレーニングで鍛える筋肉に加えて、外から見えない筋肉であるインナーマッスルも強くするのです。
体幹が鍛えられれば、
- 姿勢改善ができる。
- 身体が引き締まり、細マッチョになれる。
- 身体の歪みが改善される。
といった変化を見られます。
メディシンボールはじっくり内側から身体を鍛えることにも効果的です。
3.リハビリもできる
メディシンボールの中でも軽めのボールを使用すればリハビリとしても使えます。
実際にリハビリ施設でメディシンボールが既に取り入れられているのです。
筋力が低下している人でも、無理なく持てる大きさのものを選びながら行います。
ゆっくりトレーニングをしていくことで、元の筋肉に近づくことができます。
メディシンボールを選ぶポイント4つ紹介!
1.トレーニングレベルを上げたい方はハンドルやロープ付きを選ぶ!
メディシンボールを選ぶ人の目的は様々ですが、本格的なトレーニングを望む場合はハンドルやロープ付きの商品を選ぶと良いでしょう。
通常のボールを用いた筋力トレーニングに加え、オリジナルな使い方ができるためトレーニングのバリエーションが増えます。
更に身体の様々な部位を鍛えたい人にもおすすめです。
2.基礎トレーニングや女性には2~3kg、本格的な筋トレには4㎏以上を選ぶ!
重さもメディシンボールを選ぶ際のとても重要なポイントです。
トレーニング種目によっては、重ければ効果が出るものと、そうでないものがあります。
基礎トレーニングや女性が使う場合は、2~3kgもあれば十分です。
ただ、スポーツを本格的にしている人などのトレーニングには4kgは必要でしょう。
3.大きさは直径20cm以下は片手扱い可能!身体全体を使う場合は直径25cm以上を選ぶ!
ボールの大きさもトレーニングの内容に大きく関わってくるので、しっかりと自分に合った大きさを選ぶようにしましょう。
大まかに、以下の3種類の大きさで使い分けてみてください。
- 片手で扱えるものは直径20cm以下。
- 両手に持ってトレーニングをしたい場合は、20cm以下。
- 両手で持って身体全体を使いたい場合は25cm以上。
4.滑り防止の為に加工のある凹凸仕様を選ぶ!
トレーニング中はどうしても汗をかいてしまい、うっかりと手からボールが離れてしまうことがあります。
凸凹テクスチャーで滑り止め加工が施されていると、しっかりと手に馴染んで滑りにくく扱いやすくなります。
リハビリ中や女性が使用する場合も、手を添えるだけでしっかりと密着するので安心です。
まとめ
メディシンボールはトレーニングや目的に応じて、タイプ分けしていく必要があるのがわかりましたね。
それぞれ自分のレベルのあった重さに設定して、怪我をしないようにトレーニングしていきましょう。
そもそも、ダイエットや筋力アップでも、正しいトレーニングフォームで行わないと、効果が出ないので
正しい知識を身に付けてから、トレーニングをするのが最適です。
是非、この機会にメディシンボールを使って、トレーニングをしてみて下さい。