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筋トレでダイエットしたい時に、二の腕や内ももだけ痩せたいという方がいらっしゃると思います。
結論から言うと残念ながら部分やせは不可能です。
部分痩せはなぜ不可能なのか痩せ方を解説致します。
部分痩せができない理由
「身体のある部分の脂肪だけをエネルギーとして使って、ほかの部分の脂肪は残す」
こんな器用なことはできるのでしょうか？
- お腹はでているけど美脚
- お腹周りだけくびれがある
- 身体のラインはきれいだけど首周りだけ太い
という方に実際会ったことがないのが現実です。
そもそも細くてスタイルのいい女性は、皆さん腹筋と背筋がしっかりしています。
もしウエストを細くしたい、お腹を何とかしたいと思っている場合は、腹筋と背筋をしっかりと鍛えないといけません。
腹筋や背筋で上半身を支えているので、身体のバランスを保つために鍛える必要があります。
腹筋や背筋が弱いと身体は不安なので、そこに脂肪を溜め込んで支えの手助けにしようとしてしまいます。
他の筋肉が弱くて、腹筋だけ強くするのは不可能で結局は全身の筋肉を鍛えることになるのです。
全身の筋肉量が多くなれば基礎代謝が増えますので、痩せやすい身体になります！
部分痩せができないと研究結果にも・・・
脚痩せ、おなか痩せなど、特定の部位だけが痩せる「部分痩せ」ができるというのも間違いです。
特定部位の体脂肪だけを減らすことはできない、という研究結果もあります。
しかし、筋肉が引き締まったり、筋肥大したりすることで相対的にウエストなどが締まって見えてくるでしょう。
特定部位を筋トレすることで、そういった効果を得ることはできます。
初心者であれば、まず全身を万遍なく鍛えるほうが代謝も上がり、結果的に早く痩せることに繋がります。
ここまででは部分痩せは不可能ということがわかりましたが、どうせなら全身鍛えた方がバランスもいいですよね。
また、せめて部分痩せに近づける方法を見つけていきましょう！！
部分やせへ近づくには何がいいのか？おすすめのアプローチ
やはり筋トレ
「部分痩せをしたい」と、トレーニングすることで脂肪が筋肉に変わると思われている方はいらっしゃいますが、実は勘違いです。
脂肪は燃焼すると脂肪酸とグリセロールというものになり、それがエネルギーとして使われることで脂肪が減ります。
脂肪が変化して筋肉に変わるのではなく、脂肪が燃焼し体脂肪が減り、筋肉が大きくなります。
また、脂肪があるからと運動だけを行い、食事を怠ると身体作りはできません。
脂肪と筋肉はそもそもまったく違うものなので、筋肉をつけたいならきちんとタンパク質を摂取するべきです。
筋トレをして、食事を摂ることが大事です。
筋肉をつけるためには、トレーニング、食事、休養が必要不可欠です。
筋肉は、一朝一夕につくものではないので、最善の筋トレとは、正しい知識を身に着けて、正しい方法でコツコツ継続することです。
まずは、気にされている部分の筋トレ+大きな筋肉である下半身、胸、背中を鍛えて代謝を上げて、痩せやすい身体にしましょう！
有酸素運動は部分痩せできる？
有酸素運動は体脂肪燃焼に効率的ですが、極端に言えば、筋肉を減少する運動です。
部分痩せとして特定部位を狙うことが難しいでしょう。
筋トレ(無酸素運動)+ウォーキング、エアロビなど(有酸素運動)を組み合わせると、筋肉を落とさずに脂肪燃焼効果もアップします！
まとめ
どうして部分痩せができないのかご理解いただけましたでしょうか？
簡単にまとめると
- 部分やせはできない。
- 特定の部分を狙って脂肪を減らすことはできなかったことが、多くの研究によって証明されている。
- 全身の筋肉量が多くなれば基礎代謝が増えるので、痩せやすい身体になる。
- 『全身鍛える』ことが遠回りのようで、部分痩せの観点から見ても一番の近道になる。
筋トレ、有酸素運動、食事の３つをバランスよく取り組んでいくとボディメイクができます。
部分痩せをしたいという概念は捨てて、継続して身体を変えられるように励んでいきましょう！！
