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皆さんはトレーニング中、音楽を聴きますか?
トレーニングを効率よく実践する上で、あると便利なのがトレーニング中のBGM。
そこで今回は、トレーニング中に音楽を聴くことのメリット、具体的にどのような効果が期待できるのかについて解説し
またトレーニングのシーン別に合った選曲方法についてもあわせてご紹介したいと思います!
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音楽を聴くことのメリットは?
トレーニング中に音楽を聴くことで、自然と気分が高揚しトレーニングの質を上げるというメリットが期待できます。
皆さんもトレーニングに限らず、これまでに一度ぐらいは音楽を聴いたら、俄然ヤル気が湧いてきたという経験があるのではないでしょうか?
トレーニングの質は、トレーニングに対するモチベーションによってかなり左右されます。
モチベーションが高まっている時であれば自分を限界まで追い込めますし、反対にイマイチ気分が上がらない時は
トレーニング中もダラダラと無駄な時間を過ごし、良質なトレーニングを行うことができません。
そんなモチベーションが低い時は、音楽を聴くことで気分を高めヤル気を向上させましょう。
気分を上げてくれるような音楽を聴くことは、ドーパミンの分泌を促し、モチベーションを向上することに役立ちます。
集中力を高める?
トレーニング中に音楽を聴けば、周囲の雑音をシャットアウトし、集中力を高めてトレーニングに打ち込めるというメリットが期待できるでしょう。
また、よくプロアスリートなどが試合前に好きな音楽を聴きながらウォーミングアップに取り組む様子を目にすることもあると思います。
あれはまさに本番の試合に向けて要らぬ雑音を脳内から消し去り、徐々に集中力を高めていくための重要なルーティーンなのです。
トレーニング中に音楽を聴くときの注意点
自分が大好きなアーティストが歌う楽曲、もしくは素敵なメロディや歌詞など
耳元に流れてくる音楽に意識が集中してしまうような曲は、トレーニング中に聴く音楽としては向いていません。
目の前のトレーニングよりも曲の世界観に入り込んでしまい、うまく体が動かない。
ジムにいる方同士のコミュニケーションなどが取れず、トラブルに繋がる恐れがあります。
またトレーニングに対する集中力が低下してしまうだけでなく、エクササイズ中であればケガに繋がる危険性もあるでしょう。
さらに、曲のテンポにも注意すべきです。
トレーニング中に動くリズムと、聴く音楽のテンポが合っていればスムーズに行えますが
曲調が変わるタイミングなど、曲のテンポが変わると、やりにくさを感じてしまうこともあるでしょう。
日本語の曲はどうなの?
好きなアーティストの曲を聴くと上がる!!最高!
など、思うかもしれません。ですが、日本の曲はスローテンポの曲が多いです。
そして、歌詞が入ってきてしまい、集中力が途切れる可能性があります。
なので、上記で述べたように海外のアップテンポが推奨されますね。
ヒップホップやロックなどテンポの早いモノが良いでしょう!
音楽で筋肉の育ちを良くすることはできるのか?
果物や野菜、ワインなど音楽を聞かせておくとさらにおいしくなった。
というものが最近ありますね。
では、筋肉も音楽を聞かせながら鍛えるとより良い筋肉になるのか…
おそらく、なりません。(笑)
どんなに良いサプリメントを飲んでも、良い食事をしても、トレーニングをしなければ変わることはありません。
なので、おそらくどんな音楽を聴いたからと、良い筋肉がつくわけではないと思います。
ただ、そんな研究がされていたとしたら面白いかもしれませんね(笑)
高重量を扱う方はどうなの?
筋トレに音楽がいいとは一概には言えません。
というのも、高重量のウェイトを扱う方にはお勧めいたしません。
高重量のウェイトを扱う方は、曲のテンポに合わせてしまったりすると、自分のタイミングではないタイミングでの挙上などで大怪我につながってしまう可能性も。
特にウェイトリフターの方などは足の指の感覚など、細かいところから気を付けている方が多くいらっしゃいます。
自分のタイミングというものがしっかりしている方であれば、聞いていても問題ないかとは思いますが、、
全員が全員同じというわけではないようですね。
おススメの音楽の使い方
トレーニング前
トレーニングを始める前のウォーミングアップ時であれば、トレーニングに対するモチベーションが高まるような音楽の選曲がベストでしょう。
例えば、「ロッキーのテーマ」などは、想像するだけで気分が高まりますよね。
その他にも、例えばオリンピックの時に流れていた曲や、サッカーW杯の時によく流れていた曲など
スポーツに関係している曲を選ぶと、ただ好きな音楽を聴くよりも一層トレーニングへのモチベーションを高めることができるでしょう。
ハードなトレーニングの場合
筋トレ中は、くれぐれも聴く音楽に意識が向かないように注意する必要があります。
そのため筋トレ中に聴く音楽としては、自分が大好きな曲というよりもアップテンポでリズムに乗りやすい曲を選ぶと良いでしょう。
テンポは人間の行動にも大きな影響を与えます。
テンポがゆっくり目の曲を聴いている場合は動きも遅くなり、テンポの早い曲を聴いている場合は、自然と動きも早くなるもの。
キビキビとメリハリをつけてトレーニングに取り組むのであれば断然アップテンポな曲がオススメです。
有酸素運動中
有酸素運動中は動きが単調になりやすいため、いかに運動時間を短く感じられるような曲を選ぶかが重要です。
そのため有酸素運動へ取り組む時に聴く音楽としては、自分が好きなアーティストの曲、もしくは思い出深い乗りやすい曲を選ぶと良いでしょう。
例えば、自分がどのくらい運動したかを確認するためにトレッドミルやエアロバイクについている時計を見ながら行うと、不思議と時間が長く感じてしまうものです。
そこで自分の大好きな曲をセレクトして順番を決めておけば、「この曲になったら大体何分走ったな…」「この曲で最後だから頑張ろう!」など
モチベーション管理や時間の把握がしやすいという点でも効果的と言えるでしょう。
また、できれば“自分の走るテンポ”と“聴く音楽のテンポ“が一緒の曲をセレクトすると、より動きもスムーズに行えるはずです。
トレーニング終了、クールダウン時
トレーニング終わりのクーリングダウン中に聴く音楽としては、心拍数を抑えリラックスできるような心地よいテンポの曲を選ぶと良いでしょう。
もしくは、よくヨガトレーニングなどで使われるヒーリング音楽を活用するのもアリです。
それら心に優しい音楽を聴けば、歌詞に意識をとられることもなく、筋肉の伸びを実感しながら効果的にストレッチが行えるようになるはずです。
まとめ
トレーニング中に音楽を聴くことは、誰でも手軽に行えるにもかかわらず、想像以上のメリット、いい効果を発揮してくれます。
一概に音楽を聴くことが良い・悪いとは言えませんが、自分のモチベーションやトレーニングの質が上がると感じる人は
今回の記事を参考にして頂き、自分のトレーニングに適した、音楽をチョイスしてみてください!
ちなみに海外のジムへ行くと、ボディビル系のカラダの人が音楽を聴いている事が多いです。(笑)