
上半身を構成する筋肉群とは
1.胸筋群
胸筋群は主に大胸筋と小胸筋で構成されています。
特に大胸筋は上半身の中で体積が最も大きく、鍛えることで大幅な代謝向上を見込むことの出来る部位です。
胸筋群を鍛えるメリットは何といっても盛り上がった胸筋が手に入る点になります。
胸筋は肥大化しやすい筋肉であるため、トレーニングの効果を実感しやすくモチベーションを維持しやすいのもポイントです。
2.腹筋群
腹筋群は腹直筋と腹斜筋をメインに構成されています。
位置関係としては腹直筋が前方に位置し、そのサイドに腹斜筋が位置しているという関係性になります。
いわゆるシックスパックと言われる部分が腹直筋であり、そのサイドの脇腹の部分にあるのが腹斜筋です。
特に女性の方は重点的に鍛えることでくびれが手にはいるのでおすすめの筋肉群です。
3.背筋群
背筋群を構成するのは広背筋・脊柱起立筋・僧帽筋の3つです。
背筋群の筋肉のトレーニングは後回しにされてしまいがちですが、バランスよく鍛えられた身体を手に入れるためには必要不可欠です。
特に男性であれば逆三角形のシルエットを手に入れるのに背筋のトレーニングをしなければ手に入れることが出来ません。
鏡では見えづらく、トレーニングの効果も感じにくいですが意識的に取り組むことでバランスの取れた身体を手に入れることが出来るでしょう。
4.肩の筋肉群
肩の筋肉は肩を覆う三角筋とローテーターカフと言うインナーマッスルで構成されています。
腹筋や胸筋、そして上腕筋といった目立つ筋肉ばかりを鍛え、おろそかになってしまいがちなのが肩の筋肉です。
肩の筋肉を鍛えることで肩の部分が盛り上がり、肩幅を広くすることが出来ます。
三角筋があると無いとでは見栄えが全く異なってくるので意識的にトレーニングをするのがおすすめです。
また三角筋は体積が大きいので代謝の向上が期待できるのも魅力の1つです。
5.腕の筋肉群
腕の筋肉群は具体的には上腕三頭筋や上腕二頭筋、そして前腕筋が挙げられます。
基本的にトレーニングで鍛えるのは上腕三頭筋や上腕二頭筋になります。
前腕筋は握力に貢献していて、握力は思いダンベルやバーベルを持ち上げる際に無意識に鍛えられているのでそこまで意識することはありません。
上腕二頭筋や上腕三頭筋は太くたくましい腕には必要不可欠であるので漏れなく鍛えるようにしましょう。
6.体幹の筋肉群
体幹=インナーマッスルではないので注意してください。
体幹と言うのは上半身の胴体にある筋肉全般を指すものであり、胸筋や背筋も体幹に含まれます。
体幹の筋肉群は心臓をその名の通り、体の幹と言えるほど重要な筋肉ばかりなので欠かさずトレーニングを行うようにしましょう。
プランクで鍛えることの出来るインナーコアと呼ばれるインナーマッスルは内臓の位置を正す役割も果たしており、健康へのプラスの影響が大きいのも体幹トレーニングの特徴です。
上半身に関する記事はこちらをご参照ください。